②崩壊を立て直すには事前準備が必要/学級崩壊
1. 今回は準備編
今回は『準備編』ということで、学級崩壊クラスに入るにあたって自分がどういう前準備をしたかを紹介していきます。
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崩壊学級に入ることが確定したのが、後2週間ほどで夏休みが終わるという頃でした。なのでその2週間の間にどれだけ準備ができるかがカギでした。
さて、みなさんだったら何から手をつけますか?
考えた末に、私がまずとった行動はある3人の先生に連絡をとることでした。何かの本に
そんな内容のことが書いてあったような気がして、とりあえず今後困った時に頼れる人を作っておこうと考えたわけです。
私が3人としたのにはちゃんと訳があります。
1人目…学級経営がうまい先生
2人目…授業作りがうまい先生
3人目…崩壊学級を立て直した経験がある先生
この3人から話を聞き、真似させてもらうところは全部真似する。
指導がブレるので、それ以外の先生からの助言は聞かない。という風に自分の中だけで決めました。
1人目:学級経営がうまい先生
当時の私は専科として30クラスほど教えた経験がすでにありました。
クラスを客観的に比べられる環境にあった為、この先生は学級経営がうまい!という先生が正直はっきりとわかっていました。
そして出会った中でも断トツで子どもたちがよく育ち、よく学び、学級経営がうまい先生がいたので、その人を学級経営の師匠と決めました。
2人目:授業作りがうまい先生
出会ってきた先生方の中に授業がうまい先生はたくさんいらっしゃいました。ただ、授業は毎日何時間もあり、しかも私が授業初心者のため、いつでも相談できるように同じ学校の中から探すことにしました。
ちょうど初心者指導の先生がわかりやすく丁寧に、いつも初任の先生に教えられていたのを思い出し、その方を授業作りの師匠と決めました。
3人目:崩壊学級を立て直した先生
これはそもそも1人しかいませんでした。
なんとか1年持ち耐えた先生ではなく、子どもの姿もきちんと変えて立て直した先生です。以前同じ学校で働いていた誰からも慕われ、頼りにされていた当時40代の男性の先生でした。異動した学校で大変なクラスを任されたものの、しっかり立て直されていました。
申し分なく、これで3人目の師匠も決まりました。
さて、それぞれの3人の師匠から直接アドバイスをもらうことになります。一体どのようなアドバイスをもらったのでしょうか?
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