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【週刊】中1男子 #28 「アートを一緒に楽しみたい」

今週は仕事でアートの講演を聞いたり、美術館に行ったり、アート好きな方たちとランチしたりとアートづいていたので、親子とアートについての話。

私は数年前から月1,2回美術館に行くようになった。長男とも一緒に行きたいのだが、何回誘っても断られる。一緒に行ってくれたのは幼いころの2回だけ。

美術館with長男 1回目

2013年、長男が5歳。次男が3ヶ月のときどうしても行きたかった美術展。

フランス国立クリュニー中世美術館所蔵 「貴婦人と一角獣展」 @国立新美術館
https://www.museum.or.jp/report/286


この時は「美術館に行ったら、その後でカフェに行ってホットケーキ食べよう」と言って誘った。長男はタペストリーに描かれている内容も楽しんでいたが、展示室は薄暗いし次第に飽き始めた。そこで「この人は何歳まで生きたんだろうね?」と質問してみると、絵の説明にある画家の没年から生誕年を夢中で引き算して教えてくれて静かに楽しむことができた。

鑑賞後に行ったのは、銀座ウエスト青山ガーデン

美術館からも近く、ベビーカーをそばにおいて長男と夫と3人でホットケーキやサンドイッチを食べた思い出。

美術館with長男 2回目

2回目は金沢21世紀美術館。
https://www.kanazawa21.jp/

長男が小学4年生の時に日帰りで金沢に行ったとき、私の希望で金沢21世紀美術館にも立ち寄ることに。行ってみてわかったことだが、金沢21世紀美術館には子どもが身体全体で楽しめる美術品がたくさんある。

庭にあるラッパに声を入れたら別のラッパから声が聞こえたり(アリーナのための クランクフェルト・ ナンバー3)、自分が自由に動きながら光と色を楽しめたり(カラー・アクティヴィティ・ハウス)した。いまでも「スイミング・プール」を何かで見かけると、上下にわかれてバイバイしたよね、という話ができる。


美術館with長男 幻の3回目

そして、3回目は東京国立近代美術館での所蔵品ガイドの参加になるはずだった。

東京国立近代美術館の所蔵品ガイドには、私は5回ほど参加したことがある。いわゆる解説員が絵の解説をしてくれて参加者がその内容を聴くような一方的なガイドツアーではなく、ガイドがピックアップした絵や彫刻についてガイドの投げかけをもとに参加者が気づきを語り合っていく「対話型鑑賞」である。

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長男が対話型鑑賞の紹介をたまたまテレビで見て「これってお母さんが言ってたやつ?面白そう。」と興味を持ってくれた。

いまがチャンス!と思ったが、その直後にはコロナになって対面での対話型鑑賞は休止となっていてまだ親子で参加できていない。再開したら絶対に行きたい。
そして、いま知ったのだが、所蔵品ガイドはいまオンラインで始まっているらしい!これは申し込まないと。

対話型鑑賞に興味がある方はこちらの本がおすすめ。





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