嫁と呼ばれる恐怖症〜2
実際にあったこと〜はじめに
昔、大学生3年の頃から7年間付き合っていた
同級生の彼がいました。
私は、2年先に就職して東京で社会人、
彼は大学院2年の後→静岡の会社へ就職。
就職後は、彼の実家から車で1時間ほどかけて通勤するようになりました。
彼の実家は、最寄りの駅までは、車で15分ほど。
鈍行のみが止まる駅です。
彼の家も兼業農家で、祖父母と同居していました。
(ただ、彼の母親の両親で、彼の母は嫁ではありません。だから、母が強い強い……)
実際にあったこと〜彼の就職
私:「私のいる東京じゃなくて、地元なんだねぃ。」
彼:「実家から通えるところにした。でも会社まで遠いんだよな。」
私:「それもいいんじゃない。で、会社の近くで一人暮らしするの?」
彼:「実家から通う」
この時に気づいていれば…
大学生の時は、彼は一人暮らしで寂しかったんですね。
会社遠い〜と文句言いながら、実家から通えるーと喜んでいました。
その時は、まだ、彼は家族思いで、優しい性格なんだな、としか
思っていませんでした。
彼は、何をしたいかより、
実家から通える会社を探していたのです。
そういう人もいて良いとは思うのですが、
そうなら、将来を考えるため、
早く言ってほしかったです。
早く別れればよかったのですが、
彼が就職したその時点で既に付き合って4年経っていました。
実際にあったこと〜 週末の朝に「おそよ」と起こされる
実家に泊まりに行くのは気がひけますし、
そもそも彼の実家はアクセスが良くないので、
東京に来て欲しかったのですが、
なぜか、そこは平等に順番で行き来することになっていました。
金曜夜から来て、との事だったので、
仕事が終わった後、急いで新幹線に乗り向かいました。
一応、毎回、彼の家族への手土産も品川駅で買っていきます。
東京の家賃に、
新幹線往復代、それに家族への手土産…月に2回は
結構自分を犠牲にしている気がします。
次の日の朝、寝ているとまだ8時くらいに
彼の母:「おそよ」
同じ家の中にいるのにメールが来ていました。
彼の母:「朝ごはんまだ?遅いから、おはようじゃなくて、おそよだよ」
私:「すみません」
慌てて起きて、降りていきました。
お前の息子はまだ寝ているぞ!
なんで交通費払って、わざわざ会社休みの日に
ココに来ているのでしょうか。
ふと、棚を見ると、私の買ってきたお土産が、そのまま
ポイと置かれていて、週末私のいる時に出されることはありませんでした。
食べたかったから買ってきたんだけどな。。
嫁と呼ばれる恐怖症〜3へ 続く・・・
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