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21✴︎スタージュ初日✴︎
bonjour! yukariです。
フランスのパティスリーでの
スタージュ(研修)が始まりました。
今回は語学学校の冬休みを使っての
短期間の研修となります。
〜出勤初日の朝〜
ガチガチに緊張してるのが伝わったのでしょう、
朝はホストマザーが駅まで見送りに来てくれました。
優しくビズをして「Bon courage!」と送り出してくれました。
お母さん!ありがとう!ってなる。
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パティスリーの扉を開けると、
バターの香りと焼き菓子のいい香りがして
いっきに気持ちが引き締まりました。
すでにスタッフは忙しそうに作業をしており、
私もすぐに着替えて自己紹介をしました。
〜初めての作業〜
初日だし、丁寧に教えてくれると思いきや
マドレーヌ作った事ある?
レシピはこれね!
3倍で作ってね!
えっ!
作れるけど、私初日だよ?
作り方とか私のやり方でいいの?
なんならレシピ読めないし!!!
何がどこにあるのかも分からないよ!
試されてるのかな、、、
と思いながら、必死に場所を聞いて
まずはマドレーヌ生地を作りました。
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ガンガンやらせてもらえる環境。
語学がイマイチな私は、「見て学ぶ」事を
大切にしょうと決めていました。
まずは、何がどこにあるのか。
常に動きを観察して、
砂糖はココ、小麦粉はココ、、、
メモを取りながら、
物の場所を覚えるように、
早く即戦力になれるように
務めました。
若い子は洗い場に入る事を嫌うと思います。
やっぱり作りたいからパティシエになるんだし、
洗い物ばかりやりたくないと思います。
でも、私の考えは違います。
昔は下がってきたお皿や、鍋についたソースを
舐めてその味を覚えるものなんだよと
教わった事があります。
古臭い考えかもしれませんが、、
洗い場は、仕事の流れの最後なので
流れがよーく分かります。
なによりも、片付けて場所を覚えることが出来る。
これです。
何がどこにあるのかを覚えるのは
デザートを作るよりも先です。
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〜言葉の壁〜
フランス語での指示を完全に理解できないことが沢山ありました。
本当に悔しい。
日本でならできる事が言葉が分からないだけで
こんなにも作業効率が悪いとは。
それでもスタッフの皆さんはジェスチャーや、
字に書いてくれたりして丁寧に教えてくれました。
時折、笑いを交えながらコミュニケーションを取ってくれて、
緊張も少しづつほぐれました。
「失敗を恐れずに聞く」
仕事は間違ってからでは遅いです。
仕事で間違うなら言葉を間違ってでも
聞くべきだなと実感しました。
フランスでフランス語だけでの仕事は本当に頭が疲れます。
帰りの電車で寝てしまいそうになりながら帰宅をしました。
スタージュは始まったばかり。
フランス語で働くという大きな挑戦を
乗り越えるための第一歩を踏み出しました。
慣れない環境で苦戦してばかりですが
応援してもらえると頑張ろう!という
気持ちになります。
これからも成長していく姿を
見守っていてください!
yukari
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