主よ、人の望みの喜びよ/好きな曲3選
①主よ、人の望みの喜びよ/J.S.バッハ
②The Nights/Avicii
③Wasted Nights/ONE OK ROCK
人生は思ったよりもあっという間なようで長いので、当然「好きな曲」というものはその時々で変わります。人生の節目やその時の思い出に深く関わる曲がたくさんあって、当時はそれが一番好きな曲だったけれど、今はというとパッと思い浮かぶのがこの3曲。それぞれ語らせていただきます。
主よ、人の望みの喜びよ/J.S.バッハ
子供のころピアノを習わされていて、幼いころは何も疑問を抱かずに習い事に行っていたけれど、思春期(おそらく反抗期)になるとやる気が全然でなくなり、ピアノの練習すら苦痛になってました。
しかし毎夜ピアノの練習の時間は来る。寝たふりをしても起こされる。恐ろしい。
唯一好きだったのは、母が見本兼練習で好きな曲を弾く時間。ピアノ教師のバイト経験がある彼女は当然上手くて、いろんな曲を弾いていたけれど、私が一番好きだったのはこの曲でした。
年に1回、ピアノの調律師の方が来るときにも『主よ、人の望みの喜びよ』を弾いていたっけ。
なんて素敵なメロディなのだろうと子供心に思ったまま、大人になっても忘れられない名曲です。
The Nights/Avicii
亡きEDMの神、Avicii(アヴィーチー)の名曲です。私たちは神様がひとりいなくなった世界を生きている。
「忘れられない夜の出来事」
「記憶に残る人生を生きろ」
父親と息子の語らいに胸が熱くなる歌詞ですが、必見するべきはこのMV。人生を外へと踏み出す一歩、その背中を教えてくれるような、真夏の夜の夢のようなMVです。ぜひ。
※この曲については別記事でも語ってます。Aviciiの最初で最後の来日公演に行けたことは今でも大切な思い出です。
Wasted Nights/ONE OK ROCK
Aviciiの『The Nights』に通じるところがあるような歌詞です。
I don’t wanna wait
(もう待ちたくない)
Let's live like we're immortal
(僕たちは不滅であるかのように生きよう)
Live just for tonight
(ただ今夜のために生きよう)
曲も歌い方もMVもかっこいいのでぜひ。
闇夜を切り裂いて訪れる夜明けのような
「推し3曲というわりには語りが浅い」のは自覚しておりますが、言葉はいらない、考えるな感じろとしか言えませんね!音楽ってそういうところあるよね。
『音楽は宇宙だから』と語っていた母校(ESPミュージカルアカデミー)の先生を思い出しました。佐野先生お元気ですか。
今回ご紹介した3曲とも、力強く「生きることを肯定している」ようなポジティブなメッセージ性のある曲だと思っています。
希望と言うとちょっとそんな、陽(よう)のかたまりみたいなものとは違う気がするけれど、夜明けの光のような、そんなイメージですね。
暗い夜道のような日々を進んでいても、力強い夜明けが来る。
そんな曲に胸を打たれて、忘れられない1曲になっているんだと思います。
これから自分がどんな人生を歩んで、その時どんな曲を好きになるかわからないけれど、それがまた楽しみです。
おしまい。