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息子がマイクラで大学に合格した話

マイクラのコンテストをやっているという話を職場の先輩から聞き「あの話を書いてみたら?」と背中を押されたのでここに記します。

私には今年大学一年生になる息子がいます。去年は受験勉強の年だったのでPS4やSwitchの使用は原則禁止していたのですが、パソコンだけは勉強に使うからという理由でそのまま使用させていました。
時々、夜食を届けたり様子を見に行ったりするのですが、その際にマイクラで遊んでいる事がありその度に少し叱ってしまっていました。
息抜きも必要だと分かってはいるのですが、不安で仕方がありませんでした。それでもパソコンを取り上げるような事はせず息子を信じました。

そして迎えた大学受験。息子が長時間の試験を終え、迎えの車に乗ると開口一番「マイクラやっててよかった!」と言われました。
何を言っているのか分からず、それでも嬉しそうな顔をしているので試験は良くできたのだろうと思いそのまま帰路につきました。
家に帰り先程の言葉の真意を聞くと、「マイクラで遊んでいたおかげでメサやタイガなどの土地の特徴などを答える問題を完璧にできた」と言うのです。

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私も少しはマイクラの知識があるのですが、このような形で入試の結果に反映されるとは思ってもいませんでした。
確かにマイクラのバイオームは現実世界と同じような気候、環境、そして生物が用意されており、まるで実際にそのバイオームを自分の目で確認したような経験として記憶に蓄積されていたのでしょう。
マイクラのお陰か、息子は無事第一志望の大学に入り今では立派な大学生になりました。

スウェーデンではマイクラを教育のカリキュラムに取り入れる動きがあるなど、世界中でマイクラという自由な世界で発想力を育む試みが始まっています。
私は今回の件を通じてただマイクラを遊んでいるだけでも気候やその土地の生態、バイオームの関連性(バージョンアップで砂漠の横に氷河のようなありえないバイオームが生成されず、サバンナやメサが生成されるようになるなどバイオーム同士が無理なく関連しあうように作られるようになった)などを学べるのだと思いました。


マイクラで勉強なんて何を言っているのだろう。と思っていた私が息子に考えを改めさせられた話でした。

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#マイクラと私 #マイクラ #マイクラ体験記 #家族の物語


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