わたし、定時で帰ります。

「……孤独だから、じゃないでしょうか」
そんな答えがぽつりと出た。
「急激に変わっていく世の中についていけなくて、会社に居場所がなくなるんじゃないかって怯えてて、でも誰にもその気持ちを言えなくて、みんな怖いんです」

わたし、定時で帰ります。

なぜ、みんなが、自分から長時間労働へと向かうのか。
その答えとなる、主人公の東山結衣の言葉。

しみじみ、そうだよなぁ。

定時で帰るって、勇気いるよね。
周りの目、気になるよね。
自分だけ置いていかれそうな、気持ち。

それって、
感じるのは自分が悪いのか？

私は違うと思う。
そう思わせている職場の雰囲気のせいじゃないかな。

結衣の、残業がない会社つくる！っていうゆめ、
かっこえええ。
もし、この世界に結衣がいたら、
迷わずついていきたい…！

みんなが毎日定時で帰る学校の職員室。
そんなものがあるなら、見てみたい。

日本の学校には、今のところなさそうだけど、
どうでしょう？

10年後の日本には？
あるいは、20年後？

リモート授業が、ここ1、2年で
全国で普及するこの時代。

なくも、ない、かもしれない。

日本の教師が、毎日を楽しく生きられる

そんな時代になるといーな。

結衣に習って、
これからも私は定時退勤を貫きます！！

（とは言うものの、やはり学年末のこの時期。20分くらい残業することも…しょうがない…！！）