
どんな作品集を作る?
さて。
やっと、作品集を作る話に…
出版に間に合うのか?
現在、
入稿
(原稿を印刷所に渡すこと)
↓
色校
(色指定した部分が意図した通りに刷られているかを確認する作業)
という段階です。
どんな風に仕上がってくるのか。わくわく。
ということで、どんどん進めていきたいと思います。
(前回までの編集日誌はこちら↑)
初打ち合わせ後。
何の作品集を作るのかを決めるところから始まりました。
というのも、空き家とサーカスで展示されていたのは、今回の作品集に登場する「Girls」ばかりではなかったのです。
友高さんは、1つのテーマで何作品か作るのだとか。
(Girlsの前のテーマ、EVIL'S Twelveのシリーズ)
私の希望としては、Girls。
単純にGirlsのシリーズが好きだったのですが、
作品集を作るなら「同語反復するGirl」「自己言及するGirl」がいいなぁと。
(絵が好みという理由以外で、そのテーマに惹かれたというのもあります。テーマの話もできたらいいな。)
そのとき実はまだ完成していなかったGirls。
何回か打ち合わせを重ねている段階のときに描き終えたという素敵なタイミングもあり、作品集はGirlsに決定したのでした。
さて、次は作品集の内容。
本作品を写真で撮るということは決まっていたのですが、どんな風に載せるのか。
そこで、
「街のいたるところに日常としてGirlsがいたらどうなるだろう?」
というのが頭の中にあった私は、駅前で撮影してみませんか?と提案してみました。
駅前の路地裏とか、お店の中とか、ごくごく普通のおうちの中とかに飾られていたら…日常として飾られていたら、どんなかんじなんだろう?と思い、撮影してみることに。
しかし、試してみるとなかなか難しい。
うまくいかない。
(ホシドでも撮影)
(撮影=佐藤弘基)
うーん。
うまくいかない、の理由。
いろんな要因がありますが、一番の理由は、一つ一つに意味付けしようとしていたことでした。
それはやってみると違和感でしかなくて。
その場で作り出した状況を「日常」とするのは、無理があるのでした。
結果、「意味なんてなくてそこに日常として存在しているのが素敵なのだ」ということがわかり、
難しいことはせずに、シンプルに物撮りから始めることに。
物撮りはスムーズに。
春の心地よい日に撮影。
そして、本作品についてはその写真を使用することになりました。
試行錯誤しましたが…
そのままの魅力をシンプルにお届けできる形になりましたよ。
(友高さん、編集のみきよさん、撮影のひろきさん、駅前撮影のわがままにお付き合いいただきありがとうございました・・・!)
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