経済とそろばんの違い
金銭感覚を身につけるのに小銭を使うようにしていたyukanです。
理由は、5円玉をうまく使うことができるようになると小銭が少なくて済む。といった自己満足です。これに自己陶酔できるのは他にいますか?
また、多くの人はほかにも500円があったらすぐ貯金箱に入れよう。みたいなことを考えつくものです。500円200枚で10万円とは。
これらは塵も積もれば山となるので無下にはできませんが、もう一つ大事なことがあるとすれば、マクロ経済を‘深いところで理解すること’だと思います。
でもマクロ経済を身につけるには、自分が会社を運営する立場にならなければなかなか身につかないものでもあります。実際の私はというと、簿記をならって小規模な会社の会計などでその訓練をしてみましたが、それでも十分な感覚を身につけることはできないと感じました。
一般にマクロ経済に触れることができないのでこのようなことになるのは明らかです。もっと身近な発想のであれば、”いける“かもしれません。以下の式をどう思いますか?
2 +3×2 ー1
このこたえは簡単ですね。しかし、私が言いたかったことは経済の答えは今あなたが答えた数ではないということです。その理由はルールが違っていて、まず『足し算と引き算が先で掛け算は後』になるからです。
だから答えは、5です。
この時点でこの記事を読むのを99%の人が辞めることのなると思われますが、1%の興味を持っている方に向け続きを簡単にではありますが、書かせてもらいたいと思います。
経済の答えは、まるで最新のスペックのパソコンを買った時のように期待を裏切ってきます。理由は理論値と実際が違っているからです。
足し算を先に行うのはそれが、積極的に考える必要があるからです。もっとはっきりいうと「最初に処理されるから」。
引き算を先に行うのはそれが、コントロールできていなければいけないから。もっとはっきりいうと「必ず忘れてはいけないから」。
また掛け算は”社会構造“であり積極性と管理によって相いれなければなりません。“いける”のは誰か。この積極性と管理がそれぞれ計算された直後に社会構造は形成される必要があるのです。
この我々が習った算数のルールと経済のルールの違いこそが、経済とそろばんの違いと言えるのです。
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