ジブン株式会社 設立趣意書
定款
目的や目標、日常の行動指針
「論語」の最後の一行。七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず。
心のままに行動しても、人を傷つけたり、人に迷惑をかけたりすることがない。これが私の究極の目標です。
ジブン株式会社 設立趣意書
自分の目標、価値観、方向性。またそれらを決めた事柄
「今の仕事は天職です。将来、大勢の人があなたにお礼を言いに来るのが見えます」
これは、20年ほど前、横浜中華街で占い師に言われた言葉です。ちなみにこの占い師は、手相で私の職業を言い当てたんです。びっくり。
「何か、子どもに教える仕事をしていらっしゃる?」
本当にその通りでした。そして、当時の仕事、今でも続けています。
人の心の言語化
作文を通じた文章指導が私の仕事。当時は小学生を対象にした講座しかありませんでしたが、その後、中高生の小論文指導、大人の文章力養成講座も始めました。どれも文章を書くという作業を通じた自己表現を支えるものです。自己表現には、ダンスや音楽、書道などの方法もありますが、人間にとって一番身近な自己表現、自分の気持ちを相手に伝える表現方法は「言語」によるものですよね。また、人間は考える時にも「言語」を使います。この2つの言語力を身につけることは、人生に大きな影響を与えます。思考言語も表現言語も育たないと、すべて「ヤバい」で通す人になってしまいます。そうなってしまうと、感覚が「ヤバい」か「ヤバくない」かの2択のような世界で生きることになってしまいます。世の中のものは、たとえぱっと見似ていても、実は細かい差があります。その世界がだんだんと見えなくなってしまうのです。そうなってしまうことを防ぐ仕事だと思っています。
私の仕事は、いわゆる学校や塾の国語教師とも違います。他にこの仕事をしている人が、あまりいない特殊な仕事です。自分では「文章力養成コーチ」と名乗っています。一般的に、国語指導と言うと、学校教育においては「文章の読解」と、ことわざや慣用句、四字熟語などの「知識」の2つに分けられますが、私はそのどちらも学校に任せていて、逆に、学校では時間の制約上絶対にできないと思われる、作文による文章指導をしてきました。
また、心で考えていることを文章化するにあたり、指導者として重要な使命がもう一つあります。それは「自分の考えを表現していいんだ」と子供たちに思わせる、肯定感の醸成です。
教師として、生徒の本当に言いたいことを引き出させて、それを上手に表現する方法を伝えると同時に、あなたは自分の言いたいことを言っていいのだと許し続けることが大事です。
私はもう30年以上、読書感想文指導をしていますが、特に、ここ20年、子どもたちは、たとえ読書感想文であっても
「こんなことを書いたら丸をもらえない」
「何を書いたら正解なのか早く教えてほしい」
というように、自由に表現することに恐れを抱いています。
本来、感想や意見には「正解」は存在しません。しかし、それらを評価される時代に育った親の世代、そしてその世代に育てられた世代には、感想文や意見文でさえ、マニュアルを求める人が多いのです。
この悪癖を矯正していかないと、成熟した大人、反対意見にも耳を貸すような人間にはならないのです。
私にはそういった人たちに文章指導を通じて、表現の方法、表現そのものの許可を伝える使命があると感じます。
使命という考え方
「使命」と言えば、以前、神田昌典さんの講演を受けた時、自分の職業は神様から与えられた使命で、それを見つけるのも自分だとおっしゃっていました。のちに神田氏はその行為を「自分の使命を自分に指名する」と表現しています。
また、人間は生まれる前に自分の人生を計画して生まれてくるという説もあります。私はもともとこのような「使命」とか「運命」のような思考が大好きです。特にシャーリーマクレーンに強く影響を受けました。
ちょっとスピリチュアルなことですが、私にはしっくりくるのです。私は LET IT BE という言葉が好きです。人生、なるようにしかならないんです。でもそれは自分の力の及ばないところなので、放っておけっていう意味じゃないんですね。人生は、なるようにしかならないんです。つまり決まっている。そしてそれは常に自分が決めているんです。
例えば「あ、このためだったのか」という瞬間はいくつでもあります。私はギターも弾くのですが、ある障害者のクリスマス会でギターで伴奏をした時に、皆の笑顔を見ながら「そうかー。私はこのためにギターが弾けるのか」と感じました。このような、神様の計画に気づいたときの感激が、私はとても大好きです。誰に出会うのか、何のために出会うのか、分かる瞬間がとても好きです。
ストレングスファインダー
今はストレングスファインダーとは言わず、クリフトンストレングスと呼ぶようです。自分の強みを見つけてそこを活かそうというテストがあります。逆に弱みは避けよう、人に振ろうと(笑)
私の上位資質3つは以下。それぞれ2行目にあるのは私に当てはめた解釈です
1、2、3を合わせると「走りながら戦略を熟考する」って感じですかね。それって、どういう状態?って思う人もいるかもしれませんが、私にとってはこれが日常です。私はこの強みを活かして、人の役に立ちたいと考えています。
sun-go☆さんとの出会い
急に個人的な話になります。
sun-go☆さん(さんごーさん)は、女性ハードロックグループ show-ya のギタリストです。ここに書くにあたり「音楽との出会い」とか、もう少し抽象度を上げたかったのですが、そう書いてしまうと、どうもしっくりこない。私の偏愛はかなり狭いんです(笑)
18歳の時に、show-ya を知り、sun-go☆さんのファンになりました。以来、ずっと彼女を追っかけて、追っかけすぎて本人から「公認ストーカー」と呼ばれるようになり、今は、彼女が個人でイベントをするときのスタッフもしています。
私の57年の人生の中で、40年という長い時間を占めるので、その影響力は無視できないものになっています。ジブン株式会社の設立趣意書に特筆すべき項目なのです。
私は彼女の影響でギターをはじめ、Liveもするようになりました。国立の大学を出たのに、ミュージシャンになると言って上京するという、ちょっと血迷ったこともしましたが、後悔はしていません。結局バンド活動だけでは食べていけず、学習塾のバイト→講師→フリーランスの教師という人生になりました。
今後も彼女のサポートは続けていきます。もらった青春の恩返しです。
二面性
教師とミュージシャン。指導者と表現者。相反するようなイメージを持つかもしれませんが、私の中では、しっくり落ち着いています。もしかすると、二面性を持つふたご座の影響かもしれません。
脳と言葉
脳損傷者を支援するNPOの理事を務めていました。今はその理事をやめてしまいましたが、言葉を扱う職業人として、失語症に強い興味があります。また、失語症者向け意思疎通者(聴覚障害者の手話通訳者に該当する職)の資格があります。失語症のある人への支援の一つとして、話の要点を短い言葉と絵で伝える要点筆記がありますが、この要点筆記については、いずれ、書籍を出版したいと考えています。協力してくださる言語聴覚士の先生いませんか。
海外生活
アメリカに1年、ドイツに1年、イギリスに2年住んでいました。その間に国語教師を始めました。日本を離れてみて、かえって日本語の美しさ、日本の文化のすばらしさに気づいたのです。現在は、海外在住の日本人、日系人の日本語学習も指導しています。あ、英語とドイツ語はほとんど話せません(笑)
他活動(未完成項目)
コミュニティスクール委員として
ボランティアセンター委員として
避難所運営マニュアル作成委員として
設立の目的
経営方針
経営部門
設立趣意書の以上3点については、順次記事を書き足していきます。
このページは完成していません。また、完成しても、順次書き換えていきます。
2024年4月9日 初稿UP