見出し画像

新歓の季節!雑談の価値は想像以上に高い

春ですね。新入社員歓迎会の予約をしなくてはいけない時期。私の友人も歓迎会の設定で忙しそうな方達がいます。
コロナで歓迎会を省略していた、2年前の新入社員の歓送迎会をするという友人もいました。私の息子がちょうどこの世代。卒業式がコロナでなくなつた世代ですね。もちろん 送別会も歓迎会もオンラインだったのです。
コロナ禍では、必要なミーティング会議しかしてこなかった企業の方も多いでしょう。リモートになり、雑談をする機会が減りました。効率的に思えました。
雑談の機会がなくなっていたんですが、この弊害って、意外と大きいよねって話をするんです。

飲み会って、いわゆる意識高い系の人たちの間では、結構無駄な時間とされているじゃないですか。最優先で削るべき時間というような。

飲み会って、強制的に1時間とか2時間とか一緒にいさせられるわけで、なおかつ仕事の話をするのは御法度で、飲み会で書類広げたりしませんよね(笑)
そうすると、必然的に雑談するわけですよね。くだらない話。
例えば旦那がこうしたから私は頭に来ちゃったのよとか、こないだこういう展覧会を見に行った時にこういう感じが良かったのよとか、この前野良猫が庭に迷い込んできてSNSを使って飼い主探したのよとか。
まぁ、ほんとにどうでも良い話をするわけですけど、そこでその人の人となりというか、価値観やバックヤード、その人が育ってきた風土などの情報がめっちゃ手に入るわけですよね。そういうところが、仕事をする時にめちゃくちゃ参考にしなければいけないところだったりします。

もちろん そこで話したことが直接仕事の役に立つとかそういう話ではなくて(もちろん大いにヒントもある)仕事を一緒にする人の価値観や 背景を知ることで、仕事を運ぶ際には、どのような方法でその人とコミュニケーションを取ったらいいのかなどの、たくさんのヒントがもらえるので、仕事がスムーズに進みます。結局、不理解や誤解による失敗リスクを下げるので、コミュニケーションコストが安くて済むというわけなんですね。

私も、コロナ禍の中でできたチームがいくつかあります。仕事はオンラインでも完了するんですが、もし、この人たちと直接会って雑談をしていたら、仕事は、もっとスムースに進んでいたかもしれません。

もちろん、継続中のチームもあるので、これからは、積極的に、意識して雑談タイムを設計していこうと思います。

コロナ禍で学んだこと、ほんと、貴重ですね!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?