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同調性と共感性は別のもの

みなさんは、学生の頃、群れるの好きでした?
私は一人で過ごすのが好きで、女子の連れしょんや、机の向きを変えてまで一緒にお弁当を食べる行為が、イヤで仕方がありませんでした。
高校生の時、クラスで交換日記をつけようと決まった時には卒倒しそうになりました。ま、文章を書くのが好きなので、そこに集中して続けられましたが。

そもそも、トイレは尿意や便意を催した時に行く場所で、お友だちと一緒のタイミングじゃなくてもいいと思っているし、昼食は学食か屋上で食べてました。屋上で食べるのは結構好きで、社会に出てからも一人屋上で食べてましたね(笑)

そういう話をすると「共感性がない」ってよく言われていて、私には人の心に寄り添うタイプじゃないんだなーと思っていたのですが、実は違うということを、57歳になって知りました。

スピリチュアルとあるので、精神世界の本だと思って手に取ったのですが、心理学寄りの本でした(笑)
人間は8つの軸で分類できるという視点で書かれており、そこから多分、その人なりの幸せな生き方を模索するのに助けになる本だと思います。
まだ読んでいる途中なんですが、同調性と共感性はしばしば混同されがちという件が出てくるんですね。従来の定義だと混ざっていたと。

同調性

みんなと一緒の行動を取るか、取らないか。

共感性

他人に共感できるか、どうか

別じゃん!(笑)

私は、馬鹿らしいと思うところは同調しません。当たり前ですが、それを当たり前と思わないのが、同調性が高い人っていうことらしい。

例えば、トイレは自分の生理現象のタイミングで行く。でも「場所が分からないから一緒に行ってくれる?」って人がいたら、一緒に行ってあげますよ。私も方向音痴なのよーって言いながら、その人の為にがんばります。
お弁当は一人で食べた方が気楽だけど「久しぶりにランチしない?話したいことがあるの」って言われたら、相談を受ける心構えで、静かなレストランを必死に探しますよ。

そっか、共感性はあるんだ、私(笑)

この本では、同調性は高いけれど共感力が低い人の例で「会社員」
同調性は低いけれど共感力が高い人の例で「フリーランスで活躍する女性」
を挙げてた。活躍しているかどうかはちょっと分からないけど、私は後者で、職業的にもぴったんこ。

経営方針に少しでも疑問を感じたら、働けない。だから会社員には向かないし、教えることは大好きだけど、人が作った教材と人が考えたカリキュラムで指導するのはイヤなので、学校の先生は無理。
これって、「同調性がない」だけなんだね。
そうだよね、生徒に寄り添った指導はできるもの。

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