日記の宿題 何を書いたら?
私は受講生の保護者からの相談や質問に答えていますが、結構多い相談が、学校の宿題で出る日記についての相談です。
「何を書いたらいいか分からない」というものや「いつもワンパターンになってしまう」という相談が多いです。
何を書いたらいいのか分からないと、子供から言われる、で、書いたものを親が見るとワンパターンだわーといった感じでしょうか。
その日1日どんなことがあったのか、親の方は帰宅後のことしか分かりませんので、学校であったことを思い出す作業を一緒にすることになります。
またそういう子に限って「今日は特に何もなかった」「別に普通だった」と言いますが、朝起きてから夜寝るまで、人間、何もないということはありません。それなのに、日記に書くべきことを探すのが、とても大変になっている状態です。
こういう場合はアウトプットを前提にインプットするという行動パターンをオススメします。この行動パターンは日記を書く以外でもに効果があり、また、一生使える生活の仕方なので、是非身につけさせたいものです。
それは、「一日の最後に3行日記を書く」ということを常に頭に置きながら、一日を過ごしてもらうのです。
最初から宝探しのように一日を過ごすイメージです。「宝探し」と言うのは、ポジティブに良いことを探しながら一日過ごそうという意味を含んでいます。
まず、ポジティブなものを見つけながら1日暮らすと、とても気分がいいですし、書いている時も楽しいですし、振り返ってとても楽しいです。
また、今日はどんな素敵なことがあったのか、親の方も聞く耳を持たないといけません。興味を持って、前のめりできいてみましょう。
また、日記は議事録ではないので、何があったかより、どう感じたかを書きます。
最初は言葉が出てこないかもしれませんが、悔しかったね、誇らしかったねと、子供の言葉を受け止めて、やや難しい言葉で言い換えてあげるのも、語彙を増やすとても良いきっかけになります。
とにかく親の姿勢次第。
無理矢理思い出しながら、いやいや書くという流れを変えるのです。
最初から親に報告するつもりで、わくわくしながら一日過ごし、楽しく興味を持って聞いてもらえることを、楽しく伝える形で書くという流れに変えるのです。
今までそうしてこなかったご家庭は、最初、大変かもしれません。
でも、こんな素敵なこと、始めないテはありません。さっそく今日からどうでしょう。
ワンパターンになってしまうこともなくなると思いますよ。
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