じゃあコインで決めようってなった時に「それはいやだ」って思うなら、心は決まっているらしい
中学生コースの生徒たちに「運」について作文を書かせているんだけれど、その時にこう書いてきた子がいたのね。
この課題は、こちらの動画を見て、要約文と意見文を書くという課題
で、迷った時はサイコロを投げて、サイコロの目が偶数か奇数かで決めても変わらないというような内容なんだけれども、それについて、私自身がうまく説明できないなぁと思っていたところ、たまたまAudibleで聞いていた本の中にその回答が出てきた。オーディブル会員の人は無料で聴ける。
この本の中では、サイコロではなく、コイントスだったんだけど、話は同じ。どうしても迷った時はコインで決めていいと。で、それはなぜかというと、本当に迷っている状態、つまりどちらを選んでもいいという、50%50%に均衡した状態というのは、もう、悩みがなくなっている状態なんだと。フラットな状態なんだということが書いてあった。なるほど!
例えばこれが、どちらかに1%でも偏りがあれば、コインで決めようという時に迷いが生じるはずだと。「いや、ちょっと待って」と。
例えばAという会社とBという会社、両方に内定が決定して、どちらか選ばなければいけない場合、もっとラフな例で言うと、昼はA定食かB定食かを決めたいと言った場合、自分の心がどちらかに1%でも偏っていれば、コインで決めようと言った時に迷いが生じるという。本当にどちらでも良い場合、50%ずつきっかりで、本当にどちらでもいいんだと言った場合には、むしろ迷いはなく、誰に決めてもらってもいい。なんなら人のせいにしなくて済む直感でいい(笑)
そして、まあ、迷ってる間に時間をロスして、運気も失ういうニュアンスのことも動画では言っている。だから、どちらかを選ばなくてはいけないというような場合、直感を信じろという感じ。これは、時間経過による運のロスを防ぐためだと思う。
悩んで悩んで、フィフティーフィフティまで持っていき、サイコロに運命を委ねるか、それとも自分の直感を信じてどちらかにえいや!と飛び込んでみるか。私は完全に後者なんだけれど、慎重派の人は、前者の説明の方が伝わるかもね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?