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我が子だけでも良い学校に入れないと、良い先生を付けないと、プログラミングも英語もダンスもディベートも調べ学習もできるようにさせないと!

昨日、武田信子先生の講演会を聞いてきた。
社会的マルトリートメントについてだ。社会的マルトリートメントは、武田信子先生の造語。

「社会的」マルトリートメントとは、みんなが持っている価値観が、対象を傷つける行為を正当化しているために、みんなが気がつかずに、よいことのつもりで不適切なことをしてしまっていること、また、見過ごしてしまっていることを示す言葉。

武田先生のnoteより抜粋

適切な対応の仕方を知らない
自分自身に余裕がない
日本社会の価値観が、より経済的に高い価値を生み出す子どもを育てることが、親や教師の使命であると追い詰めている

これらが理由となり、親や教師を追い詰め、そのしわ寄せが子どもに来ていて、子どもの自殺、不登校、いじめがどんどんひどい状況になってきている。そんなお話を伺いました。

私が普段から案じていることととても近かったので、興奮気味に拝聴しました。先生の著書も読んでみます。

我が子だけでも

私たち大人も「日本の教育はどこかおかしい」と感じています。同じ年だというだけで、その子の向き不向きに関係なく、同じ教科書で同じ授業を受ける。分からない子は置いてけぼり、できる子は授業時間にすることがなく、ボーっとしている。内職で塾の勉強をする子も。変です。変。

それでも子育て真っ最中のママたちは、とにかく、我が子だけでも良い学校に入れないと、良い先生を付けないと、プログラミングも英語もダンスもディベートも調べ学習もできるようにさせないと!と必死。
私にもその気持ち分かります!
実際、似たようなこと思っていました。

そんなママたちにも不調が出始めていますよね。

この状態の日本は、異常だと、諸外国から指摘も始まっている。特に子どもの人権が守られていないと。

私のような職業の人間が何ができるんでしょうね。
同じワークをした女性に話してみたら、
「国語は大事です!」と言われました。
そう、道徳ができるのも国語、自分の本音を言語化するのも国語、コミュニケーションも国語なんです。

もやもや(笑)

武田先生は「私の講義は、終わった後に『ああ、面白かった!素晴らしかった!』にならない。『もやもや』となる」と仰っていました。

講演の帰り、スーパーでサクッと買い物をして帰る予定が、ずっともやもやして、買うものを間違えたり、冷凍ものを先に買って溶かしかけたり、バスに乗り遅れそうになったり(笑)

まだもやもやしています。

何かアクションを起こしたい!

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