どこで改行するか。紙芝居だったらここでめくるねってところ。
5行ぐらい書いたら、改行した方がいいと、本に書いてあった。先生もそう思いますか?という質問を、大人の講座でいただいた。
んー、ほんと、こういうことを本で書かれると、真の意味を理解していない人には、変な作業を強いることになるよね。
読点も改行も、気分でしちゃだめ。
しっかり考えて「ここ以外に読点を打つなんてありえない」「ここ以外で改行するなんてありえない」ってところでしないと。
とはいえ、目安は必要。だから、5行くらいってなる。でも、ほんと、意味のないところで「5行書いたからそろそろ改行するか」なんてことになったら、何のために改行という作業が必要なのか、分からなくなっちゃう。
改行はずばり「そこから話が変わりますよ」ってこと。
紙芝居だったらここでめくるねってところ。
一段落に一内容というルールも、これなら守れるよね。
もちろん、紙芝居は、意外なところでめくる場合もあるよね。「なんとなんと!」とか言いながらね。それは「例外」の方に入るよね。そこは、文章表現も同じ。ただ、基本的な部分は場面がかわるところ、つまり言いたいこと、伝えたいことが変わる時だよね。そして、それを何行にしたらいい?って聞かれたら、1行40文字なら5行かなってイメージ。逆に考えちゃだめだ。