中村文則さん【カード師】を読んで
カード師が刊行された。
この作品は朝日新聞で連載されていたのだが、中村さんは讀賣新聞、毎日新聞、中日・東京新聞でも担当されていたことがあり、もはや巨匠と呼ぶにふさわしい。
新聞小説は挿絵があるのがすごく良くてこの作品を本紙で読んでいなかったのが悔やまれる。
かつて「R帝国」が連載された時の分は全て切り抜いて宝物にしている。(もちろん単行本も買った)
毎日ラストに余韻と期待を持たせつつ締めくくるのは多大なストレスと緊迫感があると思われるが、私たちの日々の生きる糧となるの