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コロナと、生きる。Week 5


“写ルンです”で1日1枚写真を撮るとともに
COVID-19によって、何が変わるのか、何が変わらないのか、記録していく。


コロナと、生きる。Week 5/2020.4.29 - 2020.5.5


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4月29日。公園の遊具は使用禁止に。おかげで人は減ったが、それでもずっと家にいることはどうしてもできない、公園以外に行ける場所がない、という小さい子と親もいることを想像する。今日は、本日リリースされたKOHHのアルバム聴きながらランニング。他の女の子が好きだ、ってアルバムを聴き続けながらランニングするのはシンプルにあまり気持ちよくはなかった(笑)。というか、ランニングしながら聴くのにはもったいないほど濃い作品でした。


※写真なし(シャッターは押したが現像されず!)

4月30日。家飲みでレモンサワー缶をたくさん消費している。緊急事態宣言が1か月延長する模様。資本主義の経済システムはここでガラッと仕組が変わるのか?いや、ただ分断がより大きくなって、差が激しくなるだけかもしれない。


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5月1日。年号が変わって丸1年が経った。1年前の今頃、令和/2020年という時期に、これまで目を背けていたゆえに蓄積されていった社会の膿が、一気に出てクリーンになっていくような気配があったのに。頭の中で想像してるもの、想像し得るものは、大体起こらない。


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5月2日。GWのはじまり。今年のGWは「ガマンウィーク」だそう。GWなのに閑散としている浅草寺。もちろん出店は全て閉まってる。


※写真なし(シャッターは押したが現像されず!)

5月3日。もともと自宅で仕事する時間が長かったし、家にいるのは嫌いじゃないタイプだけど、もしこの自粛期間をひとりで過ごしてたら、そろそろメンタルやられてただろうなあと思う。


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5月4日。緊急事態宣言が5/31まで延期されることが決定。ヘアサロンに行くのも遠慮してたけど、さすがにもう我慢できなくなってきたので行くことに。コロナ時代にて、美容室は生命維持に必要、というハンコが押された。そのために自粛期間中でも営業している。「生命維持に必要」か否かの線引きはとても曖昧だし、本来線引きできるものでもない。理論で考えれば不必要でも実際は必要なものが、この世にはたくさんある。


※写真なし(シャッターは押したが現像されず!)

5月5日。こどもの日。最近思うことは、ひとりの人間が社会の中で活かせるものの総量は何歳でも一定だ、ということ。時代に対する敏感さ、先見性、シンプルなものの見方、社会構造を理解したうえでの判断、専門知識、人脈、体力など、歳を重ねるとそれぞれの数値のバランスが変わっていくだけで総量は一緒。だから何歳であっても自分の年齢に絶望する必要はないし、相手のことを年齢で見下するのは愚かなのだと思う。


Next : Week 6/2020.5.6 - 2020.5.12
https://note.com/yukakoy/n/n1ae82277dc10

「コロナと、生きる。」Introduction :
https://note.com/yukakoy/n/n099c3314669b

Text & Photo:矢島由佳子
https://twitter.com/yukako210
https://www.instagram.com/yukakoyajima_works/

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