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粉になるまでのストーリー

麺食いの私は、ありとあらゆる麺類が好きでよく食べるのですが
(3食麺でもいいw)
その中でも蕎麦がなんとも好き〜♪
ただし、調子が良くないと気持ち悪くなる時があり、、、アレルギーではないと信じているのですがあんまり沢山食べないようにはしています
生海老食べすぎてアレルギーになってしまった悲しいストーリーがあるので、、、

そんな蕎麦好きの私に素敵な機会がやってきた
神様ありがと〜w

蕎麦の実収穫体験〜!!
農家さんありがと〜!


今まで写真でしか蕎麦を見たことがなかったわたくし、、、
蕎麦の花はクセェと聞いていたので、
蕎麦や実はあんなに美味しいのに、
花はくっさいのか、、、とうっすい想像しかできてなかったんですが
いざ蕎麦畑に行くと、、、
あれ?気にならんw

クセのあるくっせえチーズが好きだから免疫ができてしまったのでしょうか、、、

いざ、収穫!!


収穫方法ですが、農家さん曰く
茎の下の方から上に手をスライドしながら、実をごそっと削ぎ取るといいとのこと

ふむふむ
そのアドバイスのもと、結構ガッさり取っちゃったら
あろうことか根っこから抜けてしまい、、、
いいアンベェ(塩梅)のコツを掴むまでに結構時間がかかりました、、、

しかし何事も経験!
もう腰がいてえ、今日の収穫はここまででええわ!となった最後は、
職人のように両手で実を収穫できるという技まで取得できたような
ないような、、、そんな不安定な収穫体験でしたが実に楽しかった〜
(黒いのが収穫時期の蕎麦の実)

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何よりも大好きな湧蓋山(わいたさん)を背に
守護神のようにあったかく見守っていただきながら(イメージですw)
一心不乱に実を収穫するあの感覚は、、、動く瞑想でもありました!
脳の活性できたかな、そういうことにしておこう

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は〜清々しい!!!(腰は痛えけどw

今は機械で収穫してると思うのですが、昔の人たちは手作業でしょ
つくづく農業はほんと肉体労働だな〜と

生産者さんの苦労は機械を使う今も昔も
それぞれにあると思うけど
消費者の私はいつもありがたくいただくことが
いただきます&ごちそうさまの感謝のループかなと思います

どんなふうに目の前の食べ物ができるのか
子どもの頃から見て体験して知って欲しいな〜と思いました
あ〜あ、もう大人になってしもうた!な皆さんも
今からでも全然遅くない
生産者さんはきっとあなたのすぐそこにおられますから!

選別選別せんべ〜つ

さて、、、ここからがまたまた苦労の連続でした(夫がw
まず、、、ごっそり収穫した袋には、蕎麦の葉が混ざっているわけで
まず実と分ける必要があるのです

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しかし我が家には機会がない
ということは、、、全て手作業w

グーグル先生に聞いたりゆーつーぶをみたり
色々調べて、ヒーヒー言いながら作業し奮闘しておりました

実をなんとか分けられたら、お次は乾燥!
ど素人につき、どんくらい乾燥したらいいかもわからず
もうこれは感覚や、第6感に任せるしかねぇ!とのことで
適当に乾燥し、農家さんに乾燥度をチェックしていただきました。

奇跡的に『もう十分じゃ』
と合格サインをいただいたのでお次は、、、

粉にすべし するべし べし

さあ、これもまた難関の難関、、、
押し寄せてくる蕎麦の難関高w
小学生がいきなり大学受験するくらい、、、難関すぎる

そもそも石臼なんてないし、、、
石臼使ったとこでこれまた骨折れる作業です!

楽しようと製粉所に頼もうと聞いてみたら
収穫量が少なくて受け付けてもらえず、、、
もうこうなったらしゃーないので
家にあるミルとか精米機とかを使ってなんとかするしかないんですよ、、、


そんな難関問題を時間をかけて
出来上がったお粉は、、、
ゴリゴリの全粒粉?の2倍濃縮的な黒い感じものに
仕上げてくれましたぁぁぁ!!

夫よ、、、よく頑張った!
黒くてもいい、、、栄養素沢山あると思っていただこう!!w


いざ実食っ

蕎麦を打つ気力も体力も尽き果てていたので
混ぜるだけで出来上がる蕎麦粉のガレットというものを
初めて作ってみることにした

妻(私)は人生で蕎麦粉のガレットやらは
2回くらいしか食べたことがねえにつき
正解というものが全くわからない上で作ったものはこちら


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www

どうぞ皆さまやさしい気持ちで眺めてほしいし
できたら初孫を眺めるくらい目を細めて見て欲しいし
ノーコメントでお願いしたいw
ほんで、これまだ調理の完成図じゃないので
そこんとこも察していただけるとありがたし

見た目も完成度もともかく、、、苦労して生み出した粉ですので
それはそれは美味しく感じました!!

残りの粉は冷凍して、気が向いたら蕎麦を打ちます(夫がw

終わりよければ全てよし
苦労も報われたはずw




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