[先生は研究者]レッジョエミリア・アプローチ幼稚園教諭が培うスキルとは
アートとサイエンスを通して
子どもたちと探究していくことが
好きなタイプです。
2歳児クラスの担任を
長くしてきましたが、
その中でも、
【音の視覚化】プロジェクトを
やったり、
【動きの探究】をしてみたり
こんなこと
2歳児とやるの!?と言われるような
探究プロジェクトを
進めてきましたが、
やっぱり私は、
新しいことに挑戦したいし、
毎年違うことを子どもと
一緒に試してみたい、
そんな先生だったなぁと振り返ってます。
Teacher as a researcher
先生は研究者
子どもと一緒に
興味あること、世の中の仕組みについて
どんどん研究していく
子どもの学習の伴走者であり
子どもの研究もしていく立ち位置
というのが
レッジョエミリアアプローチの
【先生の定義】です。
だから本当に
教えるという意識はなくって、
今日も子どもたちの
言動の研究に加え
子どもたちが学びたいことを
一緒に研究し、
知識の共有をしていくという
スタンスで仕事をしていました。
先生が研究者ということは
頭もめちゃくちゃひねりにひねって
どんな研究をしようか、
どんな質問を投げかけようか、
どんな材料を揃えようか
どうやって仮説を立てようか
どうやってプロセスと結果を
記録しようか、などなど
とにかく先回りの思考力が
ついていきます。
そして、うまくいきそう
と思った研究に失敗して
子どもたちと、
いやそれ以上に落ち込むみたいな
そんなシチュエーションも
多々あり。
子どもたちの
スキルアップを図るために
スキルの練習をする時もあれば
そのスキルを利用して
意図を持ちながらも
その子らしい表現の経験を
提供していく。
人の研究でもあり
世界の研究でもあり
人生の研究でもあるような
とっても深い職業です。