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痛いを手放してみる

今日は出先で急に胃が痛くなりました。冷や汗?脂汗?がじっとり全身に吹き出し、どうぞ帰るまでなんとか倒れませんようにと祈りながら帰りました。
電車でも幸い座ることができて、目をつぶり、困った時の神仏頼みで、ずっと「南無大師遍照金剛」を唱えていました笑

昔、ひどいこむら返りになった時、たまたま居合わせた整体の先生だったかな?
私の硬直した足に触れながら
「痛いという思いを手放してみて」と言われました。

え?どういうこと?
痛いという思いが…なんて思ったことも言われたことも未だかつてないよ!
でも先生のそのひと言で、私の頭は「痛い!」でいっぱいだったことに気づき、ふぅーっと「痛い」を頭の中から追い出すと、不思議と痛みが10から6位まで下がった気がしました。
不思議な先生でしたが、一瞬で痛みのレベルが下がったのと、意識にこんなにも支配されていることに驚きました。

「南無大師遍照金剛」を唱えるのはその手段です。
痛いと感じるが早いか南無大師遍照金剛で頭をいっぱいにしてやろうという作戦です。
あ、もちろん大好きなお大師様におすがりする気持ちもあります笑

痛いの手放しが上手くいったお陰か、お大師様のお陰か、無事家に着きベッドに転げ込んで寝て、事なきを得ました。
(胃が弱点で、たまに痛くなります。検診も受けているのでご安心を)

私が珍しく昼間ベッドで横になっているもので、横に寝たり、頭突きしてきたり、手を甘噛みしてくるうちの可愛い黒い姫にやがて起こされました。

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