見出し画像

ガスレンジ事情

お出かけやお客様が続いて、10月に入ってようやく予定のない日。

この前、片付けていたら10年ほど前の手帳が出てきました。
毎日のように予定が入っていて、いやいや今では考えられない。無理です。
お出かけやお客様も嬉しいし楽しみなんですが、続くとなんにもない日が有り難く感じるようになりました。
外にパワースポットを求めるのも好きですが、家をパワースポットにすることも大切だと思っています。
外に出ることが続くと、疲れやすい私はみるみる家が荒れていくのが自覚できます。

実家は両親が店舗兼自宅で商売をしていまして、父は家を掃除する暇があるなら店に出とけ!という考えで、母は買い物や食事の支度でギリギリで、今思えばお世辞にも綺麗な台所とは言えませんでした。
私もどうあるのが台所の普通なのか、どう綺麗にするのかよくわからないまま結婚し、雑誌や人の話やちらっと見るよそのお宅をなんとか見よう見まねでやってきました。
正解はわからないし、人それぞれなのでしょうが、ここ数年「私」が心地好いことをやっと掴めてきた気がします。

ものを退けて拭くという作業が苦手というのがわかったので、油やホコリや水系の汚れが付きやすいキッチンでは、調味料も道具も出来る限り外に出さずに仕舞います。

ひと拭きで掃除が出来る電磁調理器も魅力的ではありますが、電磁波が気になるのと、火が好きなので、買い替えもガスレンジにしました。

他の方もされていたのを見て、最近五徳も壁に掛けるようにしました。
X(旧ツイート)で、この方法意味あるの?というつぶやきも見かけましたが、面倒くさがりの私はこうしておいた方が台を綺麗にしておけるので、気に入っています。
綺麗に見えても、五徳を持ち上げると意外と吹きこぼれが茶色くなっていたりするので、使い終わったら拭いて、五徳も汚れていたら丸洗いして乾いてから壁に掛けておく。
使う時使う五徳だけ台に置いて使います。

DAISOで、吸盤でもないこちらを購入して使っています。数ヶ月落ちることなく快適に使えています。

電磁湯沸かしポットも使わない時は蓋をずらして中を乾かしています。

とにかく水は生きている(流れる動く)と、浄化してくれるものですが、一旦留まる澱むと一転して汚れの溜まり場になってしまいます。

若い頃はシンクの中を拭くという概念がありませんでしたが、歳上の友だちのお宅にお邪魔させてもらった時、スッキリと心地好いそのお宅のキッチンのシンクが水一滴もなくて驚きました(お恥ずかしい)。
子供の頃からシンクに水が付いていないのをほぼ見た事がなかったんですね。
そこからなるべく使い終わったら水滴をぬぐうようになりました。
そうすると、家族もシンクに汚れ物を置いたまま…という事が減ったように思います。
(元々うちは食後の洗い物は私以外の人がしてくれますが)

アレですね、ニューヨークの地下鉄、汚いと更に落書きやゴミがひどくなるけど、綺麗にすると落書きやゴミも減るっていうの聞いた事ありませんか?
綺麗にしなさい!というより、自分が心地好く綺麗にしていたら家族も綺麗に使ってくれるという循環が生まれたように思います。
こぼさないで!とか、あなたも拭きなさい!とは言いません。
ただ、雑な使い方さえしなければ、綺麗にしておくのは私の好みなだけなので。
私が強いられるのが嫌いなので、人にもなるべく強いないように。

タオルや目隠しに掛けてある布も、目を離すと斜めっていたり、雑に掛けてありますが、ソコに意識が向かない人も居るのは家族と言えど仕方ないこと。気がついたら真っ直ぐにしたい人(私)が整える。

そう言えば今日の氏神様へのお朔参り(おついたちまいり)でこんな紙を頂いて来ました。

私もきっと色んな方に許されてきているんですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?