英語表現を磨く方法をデザインする ~ 4.画像の選択基準を決定~
目的:画像の選択基準を決定
これまで3回の投稿では、夜の隅田川の写実作文をChat GPTでアップグレードしたり、分析したり、使用された単語を練習するような方法を作ってきました。今回はイメージの選び方を整理していきたいと思います。時間が限られているので、私が対策をしようとしているテスト(GCSE English)にはどんな写真が使われるのか傾向を知り、テストにでる確率が高いものから練習していったほうがよいと考えます。最終的には、何をすべきで進捗が分かるような表を作ります。
1.網羅すべきイメージのカテゴリーを洗い出す
カテゴリーごとに整理していきます。GCSEの過去問によれば、自然の風景、都市、部屋、人がたくさんいる、こじんまりとしたグループ、おじいさんの顔のクローズアップなどのさまざまな写真が使用されていました。過去問と、Alison Wilcoxの’Descriptiosaurus’ も参考にしました。
(1)場所
自然(山、丘、川、湖、洞窟、海、砂漠、島、滝)
人工(都市, 町、道、公園、建物、扉、ホール、廊下、階段、部屋、駅)
(2)時間・空間
時間(朝、昼、夕方、夜)
季節(春、夏、秋、冬)
時代(今世紀、20世紀)
天気(快晴、曇り、霧、雨、稲妻、雷、そよ風、強風)
感覚(香り、匂い、音、騒音、感触)
(3)生物
人間(身体・表情の特徴、顔、目、口、鼻、手など、部分の特徴、動き)
感情(興奮、嬉しい、集中、決意、同情、安心、怒り、イライラ、我慢強い、怖い、臆病、ナーバス、シャイ、恥ずかしい、悲しい、ミゼラブル、悲しい、疲れている、痛い)
動物(体の特徴、足、尻尾、毛並み、動き方)
虫(体の特徴、足、羽、尻尾、動き方)
植物(テクスチャ、動き、色)
(4) 物
家、家具、食器、船、電車
たくさんありますね。。。これらをどうやって整理すればよいかを考えていきます。
2.「場所」を基準に整理・記録する
どの画像を選ぶにしても、「場所」は必ず必要な要素になるので、場所を基準に整理していきます。場所をリストにした表と、それぞれの場所に対して設定する時間や空間の条件などのリストの表を分けて作ってみます。
表を二つ作ってみました。
Details (詳細)の表を参照し、Setting(場所設定)のファイルに記録していきます。場所は全てカバーできるように、少なくとも一週間に一本は書くことに。
3.写実文作成のルーティーンまとめ
(1)写真を選び、写実文を書く。Descriptive writing practiceの表に書き込んでいない場所を優先的に選ぶ。
(2)「Chat GPTで写実作文を鍛える!」作成したChat GPTのプロンプトを使い、レベル判定、分析、文章のアップグレード版を作る。
(3)「Chat GPTの分析を分析」で作成したChat GPTのプロンプトを使い、アップグレードされた文章を分析、技法などを理解する。Chat GPTの分析が間違っていることがいくつかあったため、見直し、矛盾があればピンポイントで指摘する必要がある。問い直しの質問に関しては正しい回答があった。
(4)アップデートされた文章内の表現で、使えるようになりたいものを抜き出し、「Chat GPTで問題を作る」で作ったプログラムを使用して、新しい語彙を増やす。日本語の翻訳文を使って短い英作文をする。
(5)Settings in descriptive writingの表に記録する。
とりあえずこれでやってみます。ここに至るまでの経緯は別の投稿の中に記してあります。