移ろいやすい３歳の心

3歳の末っ子が登園渋り中だ。
朝、パパが仕事に行きお姉ちゃんとお兄ちゃんが小学校に行き、静かになった家の中。

「パパは？」
「仕事だよ。」
「ねえねは？」
「学校だよ。」
「にいには？」
「学校だよ。」

「なんでみんないないの～！！」
「ママいるじゃん。」
「ママやだぁ～！」
「じゃあ幼稚園行こ！」
「やだ～ママがいい～。」

「そっかー。じゃあ幼稚園行って先生にお休みするって言いに行こ！」

前まではこれで幼稚園に着いたらテッテッテッと部屋に入って行ったもんだった。

しかし昨日
「今日はお休みします。」
としっかり言っていた。
先生が教室のおもちゃで誘ってくれて何とか入って行ったが。これはまずいぞ…。

そして今日。
幼稚園に行ってお休みしますって言おう、が通用せず。
なんとか幼稚園に着いた、が入ろうとせず。
なんとか先生の前まで連れてきた。
「どうする～お休みする～？」
モジモジ。
そこからしばらくモジモジし、色々誘ってもらってもモジモジ。

そして数分後、遠くにいた先生に
「おーい！」
と呼ばれたら
「はーい！」
と言って入って行った。

気持ちが切り替わるまでは長いが、切り替えるのは一瞬だ。
振り返りもせずに走っていく息子よ。

「今日も幼稚園楽しかったー！」
と言って帰って来て、明日もまた
「幼稚園行かない…。」
と言うんだろうな。

いつまで続くだろう。
ゆったりと、寄り添えるように頑張ろう。