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北海道に15年間通うわたしが厳選した、「美瑛〜富良野」で絶対行きたい3つの場所

旦那が北海道出身なもので、息子が生まれてから、毎年夏には北海道に1週間ほど滞在する。

旦那の地元が道央なので、車で移動できる場所にある観光地といえば富良野、美瑛くらいで、毎年必ず富良野方面を訪れる。

毎年行くなら、いろんな場所を訪れればよいのだが、いろいろ見てみたものの、どうしても毎年行きたくなってしまう場所があって、結局毎年同じ場所を訪れてしまう。

そんなわたしが必ず寄りたい「美瑛~富良野」のお気に入りスポット3つを紹介したい。

1.晴れた日に必ず訪れたい「青い池」(美瑛)


いまでは北海道の代名詞となり、知名度も上がっている「青い池」は美瑛にある。

素人のわたしが撮ってもすごくなる景色(iphoneXR、加工なし)

晴れた日は見事なブルーの水面。風が止むと、水面に木々が映し出され、ため息が出るほど美しい。遠くに見える十勝岳の噴煙も、ザ・北海道。

夏の青い池はこんなサイダーみたいな色で、ものすごく涼し気な色あい。
青い池サイダーなんていうのもできて、この池を眺めながら飲むと気分は最高。

この青い池、季節や時間によって水の見える色が変わる。

11月に訪れたときはすでに雪景色で、水面はギリギリ凍っておらず、冬らしい美しい景色を見ることができた。

ただし、曇りや雨の降った後などは、水が濁ってしまって、青いどころか「ただの池」になってしまうので、そこは要注意。

その代わり、晴天の日にあたると、息をのむような美しさだ。


その場を離れがたくて、早く行こうよという息子の声に後ろ髪を引かれる気持ちでいつもこの場を後にする。

ちなみに、わたしが初めて訪れた頃は、ほとんど知られていない池だった。駐車場もなければ、トイレもない、山の中にある小さな池だった。


それが、インスタか何かで話題になったのをきっかけに、じゃんじゃん観光地化して、いまでは駐車場が整備されて有料になり、お土産屋さんもでき、きれいなトイレもできて、観光バスまで来るような有名観光スポットになった。

けれど、ここが無名だったことが驚くほど美しいので、発見して紹介してくれた人に感謝。

もう少し山の方に行くと、白髭の滝という、同じ水質の滝が見られる。川が青い!

「青い池」は、美瑛でもかなり山の中なので、ついでにもう少し奥まで進んで十勝岳を一望できる「望岳台」にも寄っている。こちらも、天気が良ければ噴煙を上げる十勝岳を中心に、大パノラマの景色を楽しむことができる。

望岳台

2.四季彩の丘(美瑛)

大地に花でお絵かきしたような景色がたまらなく美しい「ザ・北海道」を楽しめる四季彩の丘。

これだけ大規模な花畑を管理しているので、めっちゃ観光地ではあるのだが、それに叶うだけの美しさが堪能できる。

美瑛の丘を登り切った場所にあるので、目の前に広がる花畑と、そこから見渡せる美瑛の田園風景、そして遠くに広がる大雪山の山々がたまらなく美しい。

美瑛~富良野間にはさまざまな観光花畑があるが、やはりクオリティと規模はここがダントツだと思う。

花畑はとても広いので、自分たちで運転するカートレンタルや、おじさんが運転して花畑を回ってくれるトロッコなどで花畑を回れる。もちろん歩いて回ることもできるが、結構広くて坂があるので、まあまあ大変かも。

そして、その隣にはアルパカ農場。これまた「ザ・観光地」で、のんびりした表情のアルパカにエサをあげられる農場だ。

アルパカと触れ合ったことがないので試しに入ったら、あまりの可愛さに思い切りハマってしまった。草食動物って、なんでこんなに平和な顔立ちしてるの??

基本、景色とか花とかに一切興味を示さない息子も、アルパカ農場でメロメロになり「やばい、かわいすぎる・・・」と一撃。

それまでは「行きたくない」と言っていたのだが、アルパカ農場の存在を知ってからは「四季彩の丘なら行ってもいい」と言ってくださる。

アルパカさんたちは、人間にエサをもらいなれているので、人が入ると「くれよ、くれよ」という感じでこっちにグイグイ来る。これまた飼いならされちゃっているのだが、なんか可愛い。

ちゃんとそれぞれのアルパカに名前がついていて、ブロマイドも売ってたりするあたりがナイス。


3.妖精たちの家。新富良野プリンスホテル内「ニングルテラス」(富良野)


もうひとつ、わたしが絶対に寄りたい場所が、ここ富良野プリンスホテル内にある「ニングルテラス」。

妖精たちの住処、というイメージで作られた森の中に点在する木のコテージでは、それぞれの作家さんたちがオリジナルクラフトを作って販売している。

初めて訪れたのは20年以上前だと思うが、その時点でドはまりして以来の大ファン。

ここに来ると「やっと北海道に来た」という気持ちになる。

そしてこのニングルテラス内にあるお店で、ひとつ大のお気に入りのお店「森のろうそく屋」がある。ニングルテラスだけでなく、真の目的はここだ。

「森のろうそく屋」さんは、店内撮影禁止なので写真はお見せできないのだが、ろうそく作家の方が作った、切株のろうそくたちがところ狭しと並んでいる。

針葉樹の香りがするオイルを入れて作っているため、店内に一歩足を踏み入れると、森の中にいるような、とんでもなく良い香りがする。

もうここにこの香りを嗅ぐために来ているようなものだ。
お店に入った瞬間に「ああーーーーもういい香りすぎる」とため息をつく。

毎年店番のお姉さんに「毎年北海道に来るんですけど、今年も来ちゃいました」と言うと、お姉さんがにっこりと「いつもありがとうございます」と言ってくれる。この店の香りと店員さんの笑顔で、1年分の疲れが取れる気がする。

そして、うっかり毎年新作のろうそくをゲットしてしまう。
息子もここのろうそく屋のファンなので、「オレ用にも買って」と言い出し、最近ろうそくの増えるペースが早い。

火をともすと、彫り込まれている動物の周りがほんのり光って、本当に美しい。

わが家のろうそく

そして、毎年森のろうそく屋オンリーだったのだが、もうひとつ気になるお店ができたとのことで、こちらもお邪魔した。

「小鳥たちの家」

フエルトで野鳥のブローチやマスコットを製作しているとのことで、インスタでチェックしていたのでドキドキしながら入った。

こちらは店内撮影可だったので、撮影させていただいたのだが、最近推しの「シマエナガのマスコットや

インコやペンギンなど、キュン死にしそうな鳥のアイテムたちがいっぱい。

ニングルテラスを背景にすると、鳥の壁掛けも映えるなぁ。

なにかひとつは連れて帰りたい、と悩みに悩んだ挙句、いちばんグッと来た「スズメ」のブローチをチョイス。手作りなのでひとつひとつ顔が違うんだけど、この横顔にやられちゃった。

ショップのオーナーさんに、インスタでずっと見てましたと伝えてた。

スズメってリアルだと別に好きじゃないけど、これが一番かわいかったからいただきます!と伝えると、オーナーさんが「わたしもスズメのモチーフが一番好きなので嬉しいです!」と言ってくださった。

よく見たらオーナーさんもストールにスズメのブローチを付けていた。はぁ。かわいい。

可愛すぎて何に使っていいのかわからず、とりあえず袋のまま家に置いてある。ときどき見て、ふう、かわいい。と思って和む。

森の蝋燭やに加え、もうひとつ寄らなければならない場所が増えてしまったので、次回もまたニングルテラスに来るのだろう。


4.その他の名所

美瑛、富良野というのは、その周辺の地域と違って、ものすごく開けている土地で、なるべくしてなった観光地だなぁといつも感心する。観光にばっちりな場所もたくさんあるので、もっといろいろ回りたい場所もあるのだが、

わたしたちの場合は、観光としてきているわけではなく、旦那の地元から近いので毎年来ているというテンションなのと、息子が中3で「景色とかまじ興味ない」世代だし、もともといろんな場所をあちこちめぐるより、宿の部屋でゴロゴロしたいタイプなので、「もう帰りたい!!!」と言いだすため、厳選した結果がこの3か所。

だけどそれ以外にも素敵なスポットはけっこうあるので、軽く紹介しておく。

4-1.ファーム富田(富良野)


観光ラベンダー畑の最大手。わたしたちが行く8月にはラベンダーの時期は終わってしまっているが、色とりどりの花畑が楽しめる。それとなんといっても、点在するショップ内の飾りがとても可愛くて、キュンキュンが止まらない。店内にはラベンダーグッズを中心に、ドライフラワーなど乙女なおばちゃんがキュンキュンするものがたくさん売っている。

4-2.ケンとメリーの木、パッチワークの路、など美瑛の名所(美瑛)


美瑛は丘の街。目の前に広がるパッチワークの路とか、丘にすっくと立つポプラ、ケンとメリーの木、など「元祖・映えスポット」があちこちにある。

4-3.意外な穴場「鳥沼公園」(富良野)

こちらは今年初めて訪れた場所。旦那がやけに勧めるので、とりあえず寄ってみたところ、小さななんてことない公園と思いきや、小さな沼の透明度がハンパなくキレイだった。

しかも手漕ぎボートはレンタル無料。元ボート部だった旦那が漕げるので、せっかくなので乗ってみた。

水の透明度が高すぎて、水の中がめちゃくちゃキレイに見える。そしてニジマスが泳いでいる姿も見える。結婚式の前撮りカップルが池の前で撮影していたので、地元の人には有名な場所なのだろう。今はひっそりとしているが、もしかしたらここも発掘されて、観光地化してしまうかも?

5.おすすめ3スポットの回り方


振り返って書いてみても、やはり最初に紹介した3か所は、いつでも行きたいと思える大好きな場所だなぁと改めて思う。

数日間滞在するなら、いろんなところを回るのもありだし、もし1日しかなければ、ぜひおすすめ3スポットを回ってみていただきたい。

ちなみにルートとしては、旭川方面からなら、

青い池→四季彩の丘→ニングルテラス

の順に回ろう。

富良野と美瑛は意外と離れているので、富良野の後に美瑛となると、帰りがめちゃくちゃ遠くて、結構きつくなる。

なので美瑛→富良野 の順で周ることを意識すればよいかなと思う。

夏の北海道は、涼しくて景色も良く、控えめに言って最高だ。ぜひ一度は訪れてみてほしい。

今日もお読みくださりありがとうございました!

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