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心奪われる大人ガチャ。ゴッホの絵画ミニチュアガチャに萌えた件

最近、駅の構内やショッピングセンターの一角に、ガチャガチャだけを置いているスペースを見かけることが増えた。

人件費が不要で、売り上げが確実に上がるビジネスモデルだから、わかるといえばわかる。

コロナで閉店を余儀なくされたショップも多いだろうし、次に何を導入しようかというときに、ガチャコーナーはとても経費が安く済む方法なのだろう。

わたし自身、物欲は強いのだが損得勘定が激しいので、あまりガチャガチャなど「欲しいものが出ないかもしれない」不確定要素の高いものには手を出さない。けれど、最近のガチャのコンテンツはとてもよくできていて、そんなわたしでも「これ欲しい!」と思うものを出してくる。

先日息子とスーパーに行った帰りにふと見かけたガチャコーナーでは、「ゴッホの絵画ミニチュア」のガチャが設置されていた。

横幅4センチほどのミニチュア絵画で、脳天に稲妻が走ったような衝撃の可愛さ。めちゃくちゃ欲しい。てか買う。

いつもは息子にガチャをねだられても渋るわたしが、自分から積極的にガチャに突進。小銭を突っ込んでガチャを回そうとした。いつものわたしと違うので、息子が軽く引いていた。

しかしそのガチャマシンにお金を入れても、ガチャが回せない。お金が詰まったようでサービスカウンターの人にお願いして見てもらったら、やはりお金が詰まっていた。

確認してもらい、返金してもらってもう一度回そうと思いきや、お店の人がガチャの箱を開けて「好きなの取っていいですよ」と言ってくれた。

ゴッホの絵画ガチャは全部で6種類くらいあったのだが、欲しいのはこのゴッホの部屋の絵だけだったので、すかさずそれをいただいた。

ちゃんと台もついていて、なんか素敵。

ゴッホの部屋の絵については、こちらの記事でも触れている。


めちゃくちゃラッキーで超上機嫌になったわたしは、もうひとつ気になっていた、陶器のティーセットのガチャも回した。柄ふが3種あったのだが、薔薇の柄を狙ったら、しっかりバラのティーセットが出た。

めちゃくちゃ上機嫌になったわたしは、息子にもガチャをふるまった。うん、ラッキー。

ガチャといえば、BTSのガチャマシンミニチュアもわたしの部屋で元気にしている。


子ども向けと侮るなかれ、最近は大人が喜ぶ、ユニークなガチャがたくさん並んでいる。観ているとついついほしくなり、300円入れてしまう。300円でも3回やれば1000円なんだけど、お祭り感覚で楽しいんだよね。

最近は本当に爆速でいろんな場所にガチャコーナーが増えているので、もしかしたらコロナ禍を経て勝ったのは、ガチャマシンかもしれない。人件費がいらず、メンテナンスはお金の補充のみ。ガチャの規格が決まっているので、商品を企画するのもやりやすく、商品の入れ替えもカンタン。そして大人も子どもも楽しめる、といういいことづくめのビジネスモデルかもしれないなぁと思う。


土地が余れば時間貸しの駐車場に転用するように、今後もどんどんガチャコーナーが増えると思うので、その分、ガチャの種類が豊富になるということだ。

いい歳こいた大人がガチャなんて、と思っていたが、最近少し見方が変わってきた。今後はガチャコーナーを見たら、とりあえずラインナップをチェックしてみようと思う。

今日もお読みくださりありがとうございました!

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