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戦士たちを解放する旅 8 (アヤワスカ体験3.4)
日没後に始めて、
夜は寝れる予定だった儀式は、
案の定…22時に始まり朝の7時に終了した😅
私は今回で3回目。
1回目は私にとって特別だったけど、
2回目は恐怖で散々だったので、
予め何人かとそのことについて話していた。
みんな声を揃えて言った。
「大丈夫だから、安心せて任せなさい。」と。
みんなの声を聞き自分自身の心で確認して、
私はすっかり安心していた。
儀式の流れは大体分かっていた。
リラックスして集中出来るように、
予め自分の場所を整えて準備した。
背もたれ椅子の上に寝袋を敷いて、
更に大きな布を布団代わりに置いた。
準備はばっちりで、
流れが分かっている分余裕があった。
みんながそれぞれの場所に落ち着いた頃、
儀式は始まった。
まず最初に各自myコップを持って、
アヤワスカを貰いに行く。
経験値と体格によって変わるのだろうか❓
一人一人必要な分量を測ってコップに注ぎ、
そこにシャーマンが息を吹き掛けたのを、
受け取り一気に飲み干して席に戻った。
2年弱ぶりでどんなだったか忘れていた。
それはワインみたいな味で、飲みにくくはなかったけど…美味しい物でもなかった。
それがどんな感じだったかも忘れていて、
すっかりリラックスしてたけど😅
それが効いてきた頃には、
「あ、この感覚だった…😳」と少し後悔する位、
体がぐにゃぐにゃになるのを感じていた。
暗闇の中突然、
ぼそっと始まるシャーマンの歌は、
不思議な存在感で心に響き渡る…
前回ほどエコーは効いてなかったけど、
(前回が効き過ぎたんだと思う😳)
徐々にそれが音楽と共に、
働き始めたのを感じていた。
これは個人的な体験で、
他の人と比べようがない。
それぞれがそれぞれの体験をしている。
だから今回の私の体験を、
ざっくり簡単にまとめてみることにする…
結果的に今回は、
最初の1杯だけで最後までその効果は続いた。
どうりで前回はキツかった訳だ。
確か3杯くらい飲んでいた…😅😳
浄化はある人とない人がいる。
(先月シャーマンと一緒にアマゾンに入っていたという男の人は、取り憑かれた魔物を外に追い出すかの様な激しい嘔吐をずーっとしていて、みんな驚いていた。)
私は今回…少しだけ浄化した後、
音楽が大きくなるにつれ気付いたら泣いていた。
それは怒りとか復讐とかじゃなくて、
子供が「なんで~❓」って泣くように、
ポロポロ大粒の涙がこぼれて止まらなかった。
目が腫れて開かなくなるまで泣いてから、
私はそれが自分の感情じゃないことに気付いた。
勝手に涙がこぼれ落ち続けるのに任せながら、
それは遥か昔その土地を追われたインディオたちと、理不尽に散っていった日本兵だなぁと思っていた。
恨みとか憎しみとかそんな感じじゃなくて…
それは…家族や大切な人を守れなかった哀しみ、悔しさ、仲間と最後まで戦えなかった無念さ、理不尽な思い…そんな純粋な哀しみで涙が止まらなかった。
しばらく泣いていた。
みんなが落ち着いてきた頃、
焚き火に火がつき音楽が大きくなった。
私も段々覚めてきて我に帰り、
涙を拭いて一息ついてから、
焚き火の前に座って炎を見つめていた。
そして心の中で呟いた。
「沢山戦ったからもういいんだよ。悔しいけどね、今度生まれてくるときはもっと幸せになってね。」そんなメッセージと共に焚き火の炎に乗って空へ上っていくのを感じていた。
そしたら私はなんだかすっきりしたけど、
隣に座っていたダニが(そこで出会った)私のことを気にかけてくれていた。
それで彼女が、
自前のホワイトセージ燃やしていた時、
浄化をお願いしてみた。
彼女は…火の粉で服が焼けちゃうんじゃないかと心配するほどの近さと力強さで🤣
ホワイトセージの煙を焚き付けてくれた。
そして最後耳元でメッセージをくれた。
「あなたは戦士だったことを思い出したよね。
そうあなたは強い、あなたには力がある。
自分の中のオレンジ色のチャクラをしっかりさせて、そこから上に上がって喉のチャクラを解放するの。そして眉間にある三角をイメージして。
青く光ってる。第三の目をしっかり意識して、
そのさらに上にあるクラウンチャクラまで繋がって。そこに王冠があるわ。
あなたは大地の母でもある。娘と共に生きなさい。もう泣かないで。あなたは強い… 」
全部は覚えてないけど、
なんとなくそんなようなことを言っていた。
さっき止まったはずの涙が、
また止まらなくなってしまった。
彼女がプロセスを完了させてくれた。
最初泣いていたのは私じゃなかったと思ったけど、もしかしたらインディオも日本兵も、
その戦士たちは私自身であり、
私の仲間だったのかもしれない。
みんなを浄化させ自分自身も浄化して、
すっかり清々しい気持ちになっていた。
(この時、完了~❗と思っていたけど、2日後の4回目の儀式が大本命の本番だったとは…😳😅)
みんながすっかり目覚めた頃、
焚きはが明るく燃え盛り、
シャーマンたちは延々と歌い続ける。
ダンスをする人もいる。
私は体は動かないのだけど🤣
今回はその歌声に合わせて歌っていた。
初めて聞く歌でもなんとなく、
そのメロディを知ってる気がして、
心地よいリズムに任せながら最後まで歌っていた。(私が人前で歌うことは滅多にない。)
最後ハペ(薬草の粉を鼻から入れる)に挑戦した。一瞬目が覚めるような衝撃の後、
腕から体が痺れてきた。それで戻す人もいたけど、私は全然平気だった。
私はもう、
やるべき仕事を終えたという感じで、
ただ歌と音楽のリズムを楽しんでいた。
東の空が明るみ始めた。
すっかり明るくなって、
今日は暑くなりそうだった。
その後儀式は終了し解散。
私は少し寝るつもりでテントに戻ったけど、
男性陣を始めお手伝いで来ていた人たちは、
今日予定されているスェットロッジ(テマスカウ) の建設に取り掛かっていた。
まだ腫れた目が痛いけど、
今日はどんな1日になるだろう…
#ブラジル
#サンパウロ
#インディオの儀式
#3回目
#また泣いてる…
#今回は楽だった
儀式が終わった後、
誰でも歌うことが出来る。
主催者たちと顔見知りらしい、
ショートカットの可愛い女性が、
ギターで弾き語りを始めたのだけど、
あまりにも声がカッコ良くて、
インディオの歌も心地よくて、
動画を取らせてもらった。
二つ目は4回目の儀式で助けてもらったヒカルドの声。彼の声は私の中の何かを思い出させる。
目を閉じて動画の歌を聴いただけで、
あのティピの中に戻ってしまいそうになる…
→ 動画はFacebook @ 愉快米で投稿してます🙏