彩✖️衝動✖️コラージュアート
はじめまして。
このnoteをお読みいただき、ありがとうございます。
早速ですが、この写真の立体物、気になりますよね。
これは服と雑誌のコラージュアートです。 2020年1月に完成した処女作です。
第1回目noteは、現在とある会社で総務と経理として働いているわたしが、なぜコラージュアートをつくり始めたのかを、お話ししたいと思います。
これからの活動にも関わる事なので、ぜひお付き合いください^ ^
キーワードは『衝動』
今の会社に中途入社したのは2010年12月。 10年が過ぎました。
長くこの仕事をしていますが、わたしはこの経理という仕事が好きです。
経理は、会社のお金の管理・決算書の作成が主です。全てのビジネスマンに必須な「お金に関するスキル」を身に付けられる環境です。
もちろん、環境だけでは望むスキルは身に付けらません。より多くの仕事を任せてもらいたくて、積極的に自己投資をしました。深く経理を理解する為に、大原の税理士講座(法人税法)に通ったり、ファイナンシャルプランナーの資格を取得したり、本を沢山読んで、有料セミナーに沢山参加しました。
知らない事がどんどん理解でき、仕事を任せてもらえ、会社のお金の流れ・仕組みがわかると、この仕事は向いている!楽しい!と思えました。
ただ、1つの場所に毎日長く居ると……色々ありますよね。職場って。
またわたしはHSP(hyper sensitive person)で、会話の内容・仕草や態度、発せられる音からあらゆる事を詳細に感じて受け取ってしまう為、毎日感情が忙しい。そしてなにより体が辛かったですね。胸がいつも苦しくて、急性胃腸炎になり、やがて慢性疾患になりました。
そんな、心がどんどん枯渇して、ウチガワの世界が灰色になっていくわたしが求めたのは 【彩-いろ-】
そこで夢中になったのが、ファッション雑誌と安室奈美恵さんでした。
アパレル販売員もしたくらい、ファッションが大好き。仕事に着ていくファッションを【戦闘服】身に付ける小物を【装備】と呼んでいました(ゲーム脳)(ちなみに会社はダンジョン)
ファッション雑誌は色鮮やかで、【彩】を求めていたわたしは、雑誌を見て頭の中でコーディネートを考える時間がとても癒しでした(そして衝動的に服を買いまくる時期が続きます)
安室奈美恵さんは、2008年に東京で初めてライブステージを観た時に、その完成度、迫力、世界観と本人の融合性に心を奪われました。 それからずっとファン。引退された今も毎日曲を聴いています。
ステージ衣装が、本当にカッコいいんです。安室奈美恵さんの美しさを引き立てる色使いやこだわりのディテール。
「こんなステージ衣装のような煌びやかな服がほしい」
いつしかそんな衝動に駆られるようになりました。
きっとドン底に下がった気分を、思いっきり上げたいピークがきたのですね(笑)
でもコスプレ衣装は高いし、なにより買っても着る機会がない…(服は着てナンボ)
そこで閃きました
!!!自分で作ればいい!!!
でも悲しいかな、生地や装飾を揃える金銭的余裕もなければ洋裁の技術もない。
そこでさらに閃きました
・着なくなった服はある
・読まなくなったファッション雑誌もある
!!!!これを組み合わせれば、自由自在に作れる!!!!
そこで生まれたのが、この『コラージュアート』平たくいうと「立体的なちぎり絵」です。
もともとアートは大好きでよく見ていたし、アートを作ってみたいと思っていたので、すぐインスピレーションが湧きました。
そして部屋中から材料をかき集め、どんなデザインにしようか……なんて考える事もせず、ただただ沸き立つウチガワの衝動に身を任せて、ひたすら手を動かしました。
平日は仕事なので、土日の限られた時間に、他の事は何も考えず
悲しさ・悔しさ・憧れ・弱さ・葛藤・呑み込んで言えなかった数々の想い
ひたすら自分のウチガワの衝動を表現する
完成度が高いのか、このアートにどんな価値や意味があるのかなんて、わからない
ただ、この作品が出来上がった時、 【アートは、人間に必要なものだ】と強く確信しました。
そして、同時に
自分はどこへ向かいたいのだろう
という迷いが生じます。
最後まで拝読いただき、ありがとうございます😊
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