【別の環境に移るときに気づいたこと】
おたけです。
カンボジア旅行から帰ってきて早2週間。
改めて「自分自身」とつながる人間関係の大切さに気付きました。
現地で心を動かす数多く経験をして、会社に帰ってきて取った行動。
「辞めよう」
180度別の環境での1週間は、日本に戻ってきたときに関わるものを退屈なものにさせてしまいました。やはり体験から得る自分の感情に勝る正解はないと思います。現地の社長は「3/1~ポスト空けとく」と言われ、悩みに悩んだ結果、2月末退社で話をしてみようと決めました。(有休後初出勤は2/17)
部長に再出社当日にその旨を伝えると、予想通り激怒されました。「本来なら1か月前に言うべきところを2週間切った状態で伝えるのはビジネスマナー違反。自分で事業を立ち上げたいのならそもそもその資格すらない。」と一瞥されました。
その後、社内では上司一同・部署内とフロア全体の方が対応が冷ややかになり、敵に回した感覚がありました。
辞める日が近づくにつれて、僕は敵を増やすために辞めるのか?
応援されないことをやる意味はあるのか?
...なぜカンボジアに行くのかすら薄らいで来ていました。
しかし、友だちに出国の話を伝えると、「めっちゃいいやん」「頑張ってな」「また遊びに行くわ」などと言ってくれる人もいたり、「出国する前に飯でもいこう」とその日中に時間を創ってくれる人もいました。
そして冷やかさとやさしさ両方に触れて、ふと感じたことがあります。
それは「目の前の人と何でつながっているか?」ということ。
人間関係が仕事スタートなのであれば、仕事に不具合が出るような場合があれば関係がこじれるし、部活仲間であれば一緒に大会などを目指した経験から、今は環境は違っても目標を全力で応援してくれる。
色んなステータスでつながることはあるけど、その根底にある「愛情」で行動や言動が変わると思いました。
ぼくはそんな「温かさ」を持った人でありたいし、少しでも目の前の人がほっこりしたり、もう少し頑張ってみようと感じられる存在でありたい。
退職にあたって気づきや学びがたくさんいただいて、失ったものも多かったですが、それでもよかったなと思いました。
昨日が出勤最終日となり、退社するときに部長からプレゼントをもらった。
「これ、部署の〇〇さんが頑張ってねって俺に渡してほしいと置いていったよ」
開けると簡単に作れる料理本だった。
僕は以前その人にごはんあまり作らないことや、現地の食生活はお腹を壊す人もいる、と伝えていました。
四面楚歌だと思っていたけど、単なる偏見だったのかもしれない。
ふとそう感じました。
そして最後にエレベーター前で部長が言ったこと。
「成功、期待してるよ」
会社で最も忙しい時期に僕を送り出してくれる部長や社内の方々の「愛情」に触れました。
「もっと優しくなれるかな、いや、なりたいな」
どんな人間関係のスタートの仕方でも「大事な部分」でつながる努力はできると思った最終日でした。
背中押してくれた方々全員の気持ち背負って、3/4からカンボジアで新しい仕事をスタートします!