私の考えた”はたらく”について
2019年夏。私は新卒で入社した営業の仕事を3年で辞めた。会社には当時夢だったウェブデザイナーになりたいと言った。昔からクリエイティブな仕事に興味があったし、まだ若いから夢を追いたいと思った。
ウェブデザイナーの講座も受けて毎日楽しいことをして、あっという間に半年が過ぎた。その頃、自分のやりたいことがまたわからなくなった。
そんな時にテレビで、林修先生の言葉に出会った。林先生は自分のやりたい仕事したけれど、失敗したそう。だけど昔から興味はないけど他人から見て自分に向いている塾の仕事を選んだそうだ。
この言葉を聞いた時、確かに!と納得した。
他人から見て自分にできること、、、、私にとっては事務の仕事だ!と思った。
営業の仕事をしている時も、事務処理だけは早かったし、好きだった。
そこで探して、事務の仕事に出会った。これからはAIによって事務の仕事はなくなる可能性があると言われているけれど、私に得意なのはこれだと思った。
入社してすぐに楽しくてたまらなくなった。こんなに楽しく仕事ができたことはない。そして偶然にもウェブデザイナーになりたくて学んだことを活かせる仕事もするようになった。
私が初めに営業の仕事を選んだ理由は、営業の仕事だったら苦手なコミュニケーション能力が得意になるかもしれない、と思ったからだ。学生の頃、苦手な教科はできるようにならなければならないと教えられて生きてきたからだと思う。でも、社会出たら、自分の得意を伸ばす仕事をしていいのだと、個性を伸ばしていいのだとそう学んだ。
だからこれからは好きなこと、得意なことに目を向けていきたいと思う。
働くことは、楽しいことだ。