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こどもの声を聴く場づくり~こども若者★いけんプラザに参加して~

こんにちは、まえゆかです。

毎日5分と思ってたけど、昨日は面白い本にであってしまったので空き時間は読書に全注入。
そんな日があってもいいかなと思いました。

「こどもまんなか社会」を創る現場へ

昨日は、こども家庭庁にお邪魔しました。
会社の仕事ではなくフリーランスのお仕事として。

昨年度からこども若者★いけんぷらすのファシリテーターとして活動させてもらっています。

詳細はリンク先からご確認いただきたいのですが、まだそこまで認知度の高くないこの活動、知られていないだけでかなり素敵な企画だなと思ったので勝手にご紹介します。

こども若者★いけんぷらすってなに?

こども家庭庁は「こどもまんなか社会」の実現を掲げており、こどもに関する施策を作る時には、大人中心の議論ではなく、こどもや若者の声を聴くことを重要視しています。

その「声を聴く場」として作られているのがこども若者★いけんぷらす

小学1年生〜20代の方まで、関心ある人にぷらすメンバーとして登録してもらい、意見聴取の機会のたびにメンバーを募集します。

対面で開催されることもオンラインで開催されることもあります。

対面は東京で開催されることがほとんどですが、対面の場に参加する場合は参加者の交通費も支給されますし、中学生以下の場合は同伴の保護者1名分の交通費も支給されます。

私がファシリテーターとして参加した回では、中部や中国地方から一人で新幹線に乗って来ている中学生もいましたし、オンラインだと本当に全国から参加者が集まります。


勝手におススメポイント

いいなと思う点が2点あります。

形骸化しない、本気の取り組み

1つ目が、大人が真剣にこどもの話を聞くところ。

ファシリテーターとして参加するまでは、省庁の方々に対して”お堅い”イメージを持っていました。
いや、今までもお堅い印象はあるのですか、お堅さは取り扱っているテーマによるものが大きいのかなと思います。

堅いテーマをできるだけこどもがわかるように噛み砕いて、そして一人ひとりの言葉を真剣に受け止める。

そんな場なんです。

真剣な大人が、真剣なこどもたちの声を聴く場って、考えただけで素敵じゃないですか?

こういった事業って、油断すると形骸化しやすいのですが、「こどもまんなか」を掲げるスタンスに忠実に実行されています。
何かと批判の対象になりやすい省庁ではありますが、私はこの事業の悪いところを見つけられません。

毎回、対話の場を重ねるごとに運営もブラッシュアップされており、現状で満足しない姿勢も素敵。

安心して参加をおススメできます。

フラットな関係で意見交換

2点目は、参加したお子さんから感想でよく聞く声。

大人に意見を聞いてもらえてうれしい
学校では話せなかったけど、ここでは話せた
同じ世代の子たちと、真剣に話せた

1つ目とも繋がりますが、結構真剣に、こどもたちの話に耳を傾けます。

そのために、こどもたちが緊張しない雰囲気づくりもかなり重視しています。
例えば、スタッフ含めてみんな私服とか。
みんな、あだ名のネームカードをつけてたりとか。

スーツの大人に囲まれた中で発言するのって、大人だって緊張しちゃいます。
〇〇部長、みたいな名前では呼び合わず、こどもと大人がフラットな関係になれるように呼び方から変えてます。
できるだけ空間も明るく、話しやすい場づくりをみんなが心がけています。

そんな場だからこそ、こどもたちからもたくさんの真っすぐな意見を聞くことができます。

私がファシリを務めた数回の参加者をみていると、こどもといってもかなりアンテナの高い子たちが多い印象です。
登録制なので、この情報にたどり着くだけ感度が高いとも言えるのかもしれません。

同世代よりは少し大人っぽい発言をする子たちも多くいますが、学校だと周りの空気を読んで積極的に発言しない子も、周りの目を気にする必要がないので、この場では時間が足りなくなるくらいに話すことが多くあります。

政治のことや行政の取り組みに、関心を持っていたとしてもなかなかクラスでそういった話題に触れるのは難しい場面もあるのかもしれません。
この場は、参加する子たちがみんな「意見をいいたい!」という前向きなエネルギーを持っているので、それがまた参加するこどもたちの安心にもつながっているのかもしれません。

もし、学校でちょっとノリが合わないと感じることがあるなら、外にこんな世界があるのかと知る機会として参加してみてもいいかもしれません。

参加者が不快になったり、傷つけられたりしないよう、しっかりとグランドルールも作られていますし、多くの大人の目でこどもたちを不用意に傷つけないように意識をしているので、安心して参加してもらえる場なのではないかなと思います。

こども、こども、と書いてしまいましたが、ぷらすメンバーは20代の方も登録できます。
若者の意見を聞く場面も、いつも活発な意見で盛り上がっているので、普段では知り合わない人たちと国の施策について考えてみようかなと思う人は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。


さて、ただのファシリテーターで企画の核の部分には全く参加してない私が、本当にファシリテーターとしてこの場が良いなと思ったので勝手にご紹介させていただきました。
ステマじゃないです。笑

私の読者層は、こどもや若者はあんまりいないかもしれませんが、親御さん世代はちらほらいるかなも思うので、もし興味があったらご参加をぜひ😆

いけんひろばでも、私はまえゆかとして活動していますので、どこかでお目にかかる日もあるかも?


おしまい。


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まえゆか/前田有香
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