精神・発達障害者しごとサポーターになった。
こんにちは、まえゆかです。
毎日5分、継続中。
唐突ですが
そろそろ、パラスポーツエバンジェリストって名前を下ろそうかなと思った。
だって、全然パラスポーツのエバンジェリストしてないから。笑
渋谷の体育会には出ているけれど、そもそも私はパラスポーツだけを広めたいわけではなくて。
パラスポーツはあくまでもきっかけの一つ。
障がいのある人が、社会にもっとスムーズに参加できるようになってほしいという思いの一つであって、そこを考えた時にパラスポーツはものすごい力を発揮する。
「障がい者」に対して、私たちは無意識に「~~できない人」と頭で考えてしまうのに、パラスポーツを通して彼らをみると、足が動かないとか目が見えないとか、そういったところに意識が向かなくなる。
彼らの能力をダイレクトに表現するパラスポーツには、大きな力があると思っている。
だから私は「パラスポーツエバンジェリスト」を名乗った。
でも、今は、異動したことをきっかけに、「障がいのある人」だけじゃなくって、もっと広くマイノリティと呼ばれる人たちの、社会の側にあるハードルを下げる活動ができたらなと思うようになった。
関心が広がった
ダイバーシティのことを改めて勉強し始めると、めらめらと正義感のようなものもわいてくるし、新しくやりたいアイディアもわいてくる。
同時にもっと学ばないとなと、自分の知識が不足しているところにも気づく。
改めて、パラスポーツも好きだなと思う瞬間にもたびたび出会うのだけれど、パラスポーツだけをエバンジェリストするもの何となく違うようにも思ったりもする。
いや、パラスポーツは本当に、大好きなんだけど。
ダイバーシティに触れるたびに、パラスポーツってすごいなって思うんだけど。
それだけだと語り切れない部分もあるなと思ってきたりもした。
今すぐにじゃないけれど、だんだんと自分がシフトしていくような感覚を抱いてます。
サポーター講習を受けた
書き始めた文章が、タイトルと内容が違い過ぎましたね。
本題に戻ります。
先日、精神・発達障害者しごとサポーター養成講座を受講しました。
e-learningもあるし、全国どこでも養成講座が開催されています。
私は東京労働局の主催のオンライン講座を受講しました。
受講料は無料。
対面開催もあるようですが、オンラインはウェビナーなので、こちら側の顔は他の参加者に見られず、参加者としてはとても気楽だったなと思います。
こんな人におススメ
専門的な難しい話はほとんどなく、初心者向けに構成されていた印象です。
講座の目的として、障がい者が雇用される職場において、サポートする人を増やすことを主として開催されています。
そのため、講座を受講して、その肩書で何かをするというよりも、自然と応援者になれるようなエンカレッジするような内容でした。
受講するとグッズがもらえますが、受講証や任命証のようなものは特にありません。
ライトに学んでライトにサポーターになる感じ。
このライトさがとっても気楽でいいなと思いました。
がっつり障害者雇用に取り組む人にはきっと物足りないと思うのですが、法定雇用率がどんどんと上がる中で、障がい者雇用の社員に仕事を切り出して任せる形だと、雇用人数に限界が見えてきている企業もたくさんあると思います。
でも、障がい者を雇用しないと雇用率が未達になってしまうという企業は、職域を拡大するしかない状況。
今までは障害者雇用のメンバーが配属されていなかった事業部などの中に少人数ずつ配属して、職域拡大を図ることになると思うんです。
そうすると、これまでに障がい者とまったく接したことがないという社員と一緒に働く場面も発生するはず。
差別意識があるわけじゃなくっても、「どう対応したらいいのかわからない」という漠然とした不安を抱えてしまう職場の人も出てくるはず。
傷つけないように逆に配慮しすぎてギクシャクしちゃったり、特性を理解しきれずに負担に思ってしまったり。
はじめのうちは、きっと何から、どう対応したらいいのかわからないって感じになるはず。
勉強するって言ったって、どこから手を付けていいのやら…と思って困る人も出てくるかも。
そんな人には入門編として、いい講座なんじゃないかなと思いました。
講座について
私はオンラインで受講したので、オンラインことしかわからないのですが、オンラインの講義は約1時間でした。
開催時間を観ると、おそらく対面でも同様だと思います。
ウェビナーを利用して、冒頭に職員さんの挨拶はありますが、講座自体は録画された動画が流されるだけ。
淡々と読み上げられるのでちょっと退屈ではありますが、配布される資料はコンパクトにまとまっていますし、テキストは後から自分が必要なところだけ読めばいいように補足資料が充実した内容のものが配布されているので、自分の業務に関係しそうなところだけ選んでインプットすることができます。
終わりの30分間は質疑応答タイムで、職員の方が素朴な疑問にも対応してくださいます。
なおウェビナーのQAシステムを使うので、匿名で投稿できます。
職員さんがQAをそのまま読み上げて応えてくれるので、初歩的な質問も、具体的な質問も、気軽にできる体制だったと思います。
参加者によって、QAの質は変わりそうですが、私が参加した回は時間いっぱいまで質問が出ており、他の参加者さんの質問も参考になるなと思いながら聞きました。
受講料は無料。
1.5時間のオンラインの時間さえ確保できれば学べると思うと手始めに取り組むものとして良いのではないかなと?
ちなみに、e-learningなら申し込みも不要で、サイトを読めばOKです。
個人的には、動画を流されるだけでも説明を聞いたほうがより深く学べるような気がしました。
対面だと、もっと良いのかもしれないけど、移動時間とか考えるとやっぱりオンラインは参加ハードルを下げられるなと思いました。
東京だと、残りの講座は対面開催のみのようですが、また年明け以降にも開催されるのではないかなと思います。
サイトを詳しく見ると、企業への出前講座もやっているようなので、部署全体で講座を受けることもできそうです。
いろいろと、インプット中
異動してから、改めて行政やいろんな団体の情報を調べていますが、意外といろんな講座や資料があるんだなと驚いています。
今日はハローワークにグッズの引取に行ったので、センターに貼られているポスターなどもじっくり見てきました。
ちょっと堅い表現だったり、デザインがなんとなくイケてない部分もあるのだけれど、内容としてはすごく充実していたりする。
この情報を必要とする人はきっといるだろうなと思ったので、私が学んだことも適宜発信できたらいいのかもしれないなと思っています。
本も色々と読んでいるので、ある程度おススメできるものがまとまったらそちらもnoteにできたらなと思ってます。
今回受けた、精神・発達障害者しごとサポーターの養成講座を受けたからと言って、特別に何ができるようになるってわけではありませんが、これから障害者雇用にも携わっていくにあたって、初期装備を身につけたって感覚になりました。
もし、精神や発達障害のメンバーが同じ部署にいて、どうやって関わろうかな~わかんないな~と思っている方に、ご参考になれば幸いです!
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