自己価値とは絶対的に◯◯である。
あなたの存在自体がまるでプレゼントのよう🎁
いつぞやの私は、人に誘われて食事やお茶に行くときに、
行ったからにはいいことや面白いとこを言って笑わせて私を誘って良かった!と思われなきゃ!
と、アメトーーク!に初めて出演する若手芸人のような意気込みが密かにあった。
それは自信のなさがゆえだったので、
その場に集うメンバーやその会の趣旨などに合わせて服を選び、話題をいくつかストックし、お土産を用意するなど万全の準備をしていた。
そんなある日のこと、
呼んでくださりありがとうございますとお土産をお渡しすると、
えー!いいのにー!とまず言われた。
(余談だけれど、これはHello!と言ったらHow are youみたいな定型文だと思っていたので、お土産なんていらなかったのに〜とかお気遣いありがとうの意味として受け取れなかったものである。)
次に、
あなたに会えるだけで嬉しいんだよ〜
と言われて私はびっくりした。
なんて甘美な言葉だろうかと今になって思う。
自信のない人、自己肯定感の低い人は必ずと言っていいほど、他者に何かをして、その反応によって自分の価値を見出す。
自己価値の見出し方は必ずdoingなのである。
なぜなら、自分のbeingに信頼がなく、疑っていたり傷ついている場合がほとんどだから。
内側でダメなら外側へとベクトルを向ける。
だから他者の顔色や反応が逐一気になってしまうのである。
さて、
あなたに会えるだけで嬉しいんだよ〜という言葉がなぜ甘美なのかというと、
私のやったdoingではなく、
私そのもののbeingに向けられたものだから。
そう、人が求めてやまないのは、
何かをやったことによる〝評価〟ではなく、
自分の存在そのものへの〝承認〟なのである。
そして、自己価値とは絶対的にbeingなのだ。
それは他者に委ねるものではなく、
自らで見出すもの。
自分で見出さないと、他者からどんなに褒められても満たされない。
自己価値は自分で見出すからこそ尊いのだと思う。
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