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言葉ノ花ꕤ*.゚

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わたしの綴る詩をまとめたマガジンです
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記事一覧

【詩】愛していました。

貴方に出会って 恋をして 愛を知って ただそれだけで私は幸せだったのです 無償の愛とは …

花崎由佳
2か月前
26

【詩】たった一つの嘘。

私は嘘をつくのが下手だったのよ あなたに出会うその日まで だけど今はほんの少しだけ 上手…

花崎由佳
5か月前
17

【詩】美味しい人生を鱈腹味わうために。

美味しい料理を食べたとき あなたは幸せな気持ちになるでしょう だけど この料理の中に入っ…

花崎由佳
6か月前
21

【詩】優しい歌が聴きたい夜は。

いつも笑顔で楽観的なあの子が はじめて弱音をこぼした 聞いたことのない話をたくさん聞いた…

花崎由佳
6か月前
20

【詩】伝わらない。

「なにも伝わってこない」 どんなに強く残酷な言葉よりも 今の私にはこの言葉が深く刺さって…

花崎由佳
7か月前
14

【詩】強がりさんは涙脆い

自分のなかで 自分自身の心を支えていたナニカが ガタガタと音を立てて崩れる音がした きっ…

花崎由佳
7か月前
17

【詩】幸せになりたいけど、なりすぎたくない。

幸せになりたい だけどいつまで経っても 絵に描いたような幸せは訪れそうにない それはきっと私の心がそうなれていないから 有り余るほどの富を得てしまえば 自分が自分じゃなくなるような気がするし 扱いきれないほど広い家に住んでしまえば 一人でいることがもっと寂しくなる気がする 抱えきれないほどの愛を得てしまえば それ以上のものを返せない自分に 後ろめたさを感じてしまう気がする ぜんぶ「気がする」だけで まだ訪れてもいない幸せな未来を 恐れる必要なんてないはずな

【詩】わたしが忘れたくないもの。

どれだけ大きな幸せを手に入れても どれだけ大きな悲しみに打ちひしがれても どれだけ大きな…

花崎由佳
7か月前
26

【詩】不安でたまらない日は・・・

心が不安定で 何も手につかない 何かをしたとしても ずっとそのことばかりが頭をよぎる 忘…

花崎由佳
7か月前
24

【詩】本当の自分がわからなくなるとき。

わからない この涙は果たして私のものなのか それとも誰かの悲しみを受け取りすぎたのか わ…

花崎由佳
7か月前
22

【詩】私が本当にほしいモノ。

わたしは綺麗な宝石も ネックレスも指輪もいりません 思いを込めた花束と あなたと過ごす時…

花崎由佳
7か月前
18

あなたと見た景色は、きっと一生色褪せない。

今年はどんな一年にしたいって聞かれたら 私は春夏秋冬をめいっぱい楽しみたいと言うでしょう …

花崎由佳
7か月前
12

あなたの目に映るわたしを教えて。

”夏といえばどんな景色が思い浮かぶ?” あなたは目を瞑り まるで夏の空気を吸い込むように …

花崎由佳
7か月前
21

ドライフラワーになったら。

勇気をください 前に進む勇気をください 人を愛する勇気をください この手を離す勇気をください 過ぎゆく時間に目を背ける私のそばで 花瓶に咲いた桃色の花が ゆっくりと顔を下げてこちらを見つめる ”そろそろどうだい?” とでも言いたそうな顔 「まだ今じゃないよ」 わたしは答える この時間を永遠のものにできたなら どれだけ幸せだろうか 思い続ける時間はとても甘い でも思いを打ち明けてしまえば この甘さはほんの少し苦くなる まだ味わいたくないよ まるで砂時