見出し画像

路面電車に乗ってボロ市散歩

こんにちは、アッシャー症候群のyukaです。病気のこともそれ以外のことも。わたしらしく暮らす日々をnoteに残しています。

ミニマルに暮らすことを知った元マキシマリストなわたしですが、当社比めちゃくちゃ物を減らしてみた経験を経て、なんていうか減らしすぎやシンプルすぎはわたしの場合性に合わないなと気づきました。

以前のようにインテリア小物をたくさん飾るわけではないけれど、自然素材のかごや木の収納を使うことでそれ自体がインテリアになるような、そんな暮らしが今はとても好みです。

ものの処分には時々利用するものの、リサイクルショップに物を購入しにいくことはほとんどないのですが、リサイクルショップにあるようなものよりもぐっと古いものを手にとって見たり購入することができる蚤の市とか古道具屋さん、アンティークショップの類いは大好物です。

特に蚤の市は一度にたくさんの種類のお店を見て回ることができるし、ドアをあけて中に入るショップよりも気軽に覗けるのでわたしにとってはとっても楽しいイベント。


東京は世田谷区


ここでは毎年12月と1月に2日ずつ、世田谷ボロ市という古物市が開催されています。
日にちは毎年確定で12月の15日と16日。そして翌年の1月15日と16日。朝9時になると花火の音を合図に市が始まります。
いつでも相当な人出なので、平日の方がマシかな〜という感じ。

場所は東急世田谷線の世田谷駅と上町駅の間です。
世田谷線てご存知でしょうか?
三軒茶屋駅と下高井戸駅を結ぶ電車なのですが、2両編成の路面電車なんです。
東京にある路面電車は現在都電荒川線とこちらの世田谷線のみなので、東京で生活しているとなかなか乗る機会がないかも?
沿線には吉田松陰の松陰神社や、招き猫で有名な豪徳寺などがあり、美味しいお店も点在しているのでお散歩も楽しい路線です。

招き猫たくさんの豪徳寺

豪徳寺にちなんで招き猫のラッピング電車もあって、出会うと子どもが喜びます。

子どもだけじゃなくわたしも盛り上がります

さてそんな世田谷線に乗って、上町駅へ。


平日でも全然関係なく混みますが9時の開始時間あたりに行けばゆっくりと見て回れます。9時にはまだ始まっていないお店もあったりしますが。

ボロ市の歴史は古く、戦国時代に楽市として世田谷新宿に開かれた市がその始まり。徳川時代になってからは農耕器具や正月用品を販売する歳の市として開かれていたそうですが、明治20年代に入ると古着やボロ布の扱いが主流となっていきました。販売されているものの実態に合わせて名前もボロ市と呼ばれるようになったんだとか。

で、現在も続いているボロ市ですが、今は古着やボロ布だけではなく、新品の食器や小物を出すお店もありますし、近隣のお店が出している飲食店もたくさん。くじとかボールすくいのように子どもが楽しめる縁日的なお店もあるので家族みんなで楽しめちゃいます。

わたしの体感ですが、ボロ市で販売しているのは結構小さいものが多いかな。小家具とかは少なめで、食器や置物、アクセサリーなど身につけるもの、そんな感じのお店が多いような気がします。

我が家にあるこの木箱は紅茶の買い置きなんかを入れているんですが、これは以前ボロ市で購入した富山の薬売りの引き出しです。

薬箱だった小引き出し

この手の引き出しは薬のシールが貼られていることが多くて、そのシールの違いが楽しかったりするのですが、まぁ我が家の雰囲気との兼ね合いもあるのでシンプルに何も貼られていない状態だったこちらを購入したのでした。

おみやげにオススメなのは代官餅

世田谷代官屋敷

代官屋敷の近くで販売ですが、かなりの人気で結構並びます。わたしはお餅大好きなんですが、息子と夫はそこまで興味がないようでお正月のお餅もわたしが1人でせっせと食べる感じなのでお餅は断念。 

代わりに?ボロ市饅頭を購入しました。

息子も美味しかった様子のボロ市饅頭

食べ歩きも楽しいボロ市ですが、ゴミ箱は基本ないのでそこは注意が必要かも。
あと何か買うなら袋!ボロ市饅頭も(言ったらくれたのかもしれないけど)このまま渡されて、ちっちゃいショルダーバッグで行ってたのでこのまま手持ちで帰りました笑

次のボロ市は今年の12月15日と16日。
ガッツリ平日ですが、興味のある方はぜひボロ市散歩の予定を入れておいてくださいね。

いいなと思ったら応援しよう!