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あらゆる事は今起こる

大好きな作家。柴崎友香さんの本。
ADHDの診断をされた作家本人のエッセイ。
大阪出身の柴崎友香さんの本は関西弁で読みやすい。だからというわけではないが、私の本棚にはずらっと並んでいる。そして、この本を読み始めて小説が独特の視線で描かれている理由というか、作家の特徴がみえた。

私もたまにそういう感覚あるなー。と思う事柄もあるADHDの症状。それは、人によって違う。私が障害を持っているか持っていないかではなく、人それぞれ感じ方は違うという事を改めて知る内容だなと思う。

今、勉強しているチャイルドカウンセラーの中にもADHDや自閉症について書かれている章がある。症状の度合いもあるが、きっと身近に何かしらの障害(本人が困っている事)を持っている人は多いだろう。私も敏感に色々と気にしてしまう、些細な事を深く考え込んでしまう性格ではあるので、どうにかその症状が出ないように(軽くなるように)日々気をつけている。

矢沢あい先生の漫画。パラダイスキスに出てくる美和子は小さい時からお腹が弱く、お守りとして金平糖を持ち歩いている。美和子にとっては薬よりも力強い金平糖。食べなくても持っているだけで安心するもの。そういうものはとても大事だと思う。薬じゃなくても推しのぬいぐるみやアクスタも同じ効果を発揮するだろう。

カウンセリングの勉強を始めたと同時に柴崎友香さんのエッセイを読み始めた。少ししか進んでいないけど(勉強も…)私にも必要なお守りみたいな言葉がたくさんあった。

色々な事を並行して学んでいる。それこそ頭の中がぐちゃぐちゃになっているかもしれないけど、自分なりにぐちゃぐちゃを色やカタチで外に出したり言葉にしたりしている。まずは、私自身の中にあるもやもやを誰かの本を通して整理したりしなければ、カウンセラーには程遠いらしい…。

まだまだ、焦らずに何事も続けていきたいと思う。

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