大人気で切符入手困難？中国ラオス鉄道に乗ってみた
こんにちは！
ベトナム北部ムーカンチャイでJICA海外協力隊として活動中のYukaです🌻
今回も任国外旅行ラオス編🇱🇦
ついにルアンパバーンからヴィエンチャンに移動！
中国ラオス鉄道を利用してきました！
中国ラオス鉄道とは
中国の雲南省からラオスのヴィエンチャンまでを結ぶ中国ラオス鉄道は、2021年12月に開通。ラオス国内の区間の整備は、およそ59億ドルの建設費用のうちラオスが3割を負担した。また、ラオスの対中債務はGDPの64.8%まで膨れ上がっており、返済能力が疑問視されている。
鉄道のチケットの購入には注意！
他の方の記事にもありますが、チケットの購入はLCRアプリまたは駅の窓口にて購入することができます。
私は乗りたい日程も事前に決まっていて、割とすぐに席も埋まってしまうという情報を耳にしたので、アプリをダウンロードして購入する気満々だったのですが、、
アプリを使用してチケットを購入するには、ラオス、中国、またはタイの電話番号がないとできませんでした🥺
私はベトナムのSIMのまま行く予定だったので、アプリは諦めて窓口で購入することに。
と思っていたのですが、現地到着後仲良くなった宿のオーナーに相談してみると、なんと代行して購入してくれるとのこと。
2〜3日後の便でしたが、安い席はすでに満席に近かったです。
これから鉄道の利用を考えている皆さん、下記の点に注意してください！
①アプリが使えるかどうかの確認
②直前だとチケットが売り切れている可能性もある
ルアンパバーンの街中から駅へ向かう
ルアンパバーンからの街中から鉄道の駅までは乗合バスで行きました。
チケットは35.000kip（約245円）。
宿のオーナーが電話で予約してくれて、宿の目の前まで迎えに来てくれたので助かりました！
ルアンパバーン駅に到着！トラブル発生からのミラクル発生
無事に駅に到着して、アナウンスが流れるまで待機。
駅の周りは何もなくて、駅構内には売店とカフェが数店舗あるだけ。
そしてアナウンスが流れてチェックインが開始すると、我先にとゾロゾロ並び始めました。
ようやく自分の番が回ってきてQRコードを通すと、なぜか無効との表示が、、
え？！ナンデー！！（笑）
何回やっても無理で、窓口に行ってもう一度買い直せとのこと。
宿のオーナーに電話して確認しても、支払い完了画面とQRコードはちゃんとあるし、原因がわからない。
色んなことが頭によぎったけど、ここで何を疑っても自分で購入しなかった自分が悪いので、切り替えて新しいチケットを購入することに。
元々乗る予定だった便はもう間に合わないので、窓口で次の便のチケットを購入したいと伝えると、次の空席はなんと6時間後！ｗ
絶望通り越してもはやネタ😂
まじか〜と次の予定を確認していると、後ろに並んでいたおばちゃんに話しかけられる。
「2時間後のヴィエンチャン行きのチケット持ってるけど、あんた乗る？」
「？！の、乗ります！😳」
なんとこのおばちゃん、家族の都合で鉄道に乗れなくなってしまったのでキャンセルの手続きをするところでした。
こんな嘘みたいなミラクルある？と半信半疑でしたが、無事にチケットの名義変更もしてもらって（パスポートが必要でした）、一安心。
宿のオーナーに伝えると、ごめんねと謝られて購入し直したチケット代も支払ってくれました。
結局何が原因だったのかは不明のままですが、不運直後の幸運に恵まれ、無事にチケットを購入することができました。笑
ヴィエンチャンに向け出発！ほぼトンネル！
そんなこんなで当初の予定とは変更もありましたが、なんとか乗車することができました。
鉄道は1分も遅れることなく、定刻通りに発車。
席は広々としていて、定期的に車内販売も回ってきます。
ただ、車窓からの眺めに関してはバンビエンあたりまではほとんどがトンネルで何もない。
このトンネルを開通するだけでも相当のお金がかかってるはず。
7:3の建設費用負担って、そもそも中国とラオスでは基準が違いすぎて、東南アジア最貧国のラオスにとっては負債しかないんじゃないか、、
とかとか、中国人だらけの車内で色んなこと考えてました。
無事に首都ヴィエンチャンに到着
ヴィエンチャンまでは約2時間で到着。
車内では特にトラブルも不便もなく過ごせました。
中国行ったことないのに中国っぽいなと感じたのは不思議ですが。笑
ルアンパバーン〜ヴィエンチャンは飛行機もバスもありますが、話題の（？）鉄道、気になる方は是非利用してみてください🚄
Yuka