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【毎日147】不注意なんかじゃない!ADHDは、あらゆるものに興味を持つだけ!

こんにちは、優花です。私は精神障害を併発していて、毒親サバイバーの経営者です。毎日楽しく、幸せに生きています。


今日はADHDは不注意なんかじゃない! というお話を見ていきたいと思います。

私たちADHDタイプは「不注意」なんじゃない。あらゆるものに対して敏感に注意が向いてしまうのです。だから、集中できないのです。狩猟採集時代であれば、ADHDタイプは非常に優秀だったはずです。
 つねにキョロキョロと360度に目線を動かし、鳥やウサギが現れないか、おいしそうな木の実はないかと周囲をうかがっていることでしょう。小さな物音がしたら素早く反応し、すぐに獲物を追いかけなくてはいけませんから、あらゆるものに注意を向けるのです。
 さらに獲物を見つけたらすぐ追いかけるという衝動性もまた、ADHDタイプの強みです。「みんなの意見を聞いて、それに合わせよう」なんて思っていたら、獲物は一生捕まえられません。決断は早いほうがいいのです。

たしかに、私もADHDですが、『不注意』という言葉はあまりしっくりきません。『多動・衝動強め』だからかもしれませんが、

『不注意』よりは『あらゆるものに興味を向ける』の方が、しっくりきます。

あらゆるものに興味を向け、素早く行動し、まえのことは瞬時に忘れる。

だから『前の事』がおろそかになりがちですから、不注意に見えるのですが、どちらかというと、『興味が移ったため、放置している』という表現の方が近いです。

だから、ADHDの人は、興味があることには過集中してどんどん走っていってしまうのです。

これを強みとみて活かし、弱点は『なにか』で補う。私の場合は『仕組化』ですが、その組み合わせで自分の始めたことをなんとか続けていくという方法をあみだしました。

我々ADHDタイプは教師にとって迷惑なガキでしょう。けれどそれは、数十人の子どもを一カ所に集めて板書指導をするという、日本の画一的な教育指導の中において迷惑であるということです。森の中での自然探求であれば、きっと我々はいい仕事をするはずなのに。
 それに、我々だって努力していないワケではないのです。貧乏ゆすりをしたり、シャーペンを回したり、落書きしたりすることで、「それ以外の部分」を動かさない(座り続けている)ことに成功しているんです。この努力をどうか評価していただきたい。

この『落書き』という部分に、非常に共感を覚えます。私の学生時代のノートは、思いついたことや授業内容に関連する落書きであふれていたのを思い出します。

今でも、会議中は議事録を取ってる風に見えて、実はひらめいた関連アイディアを書きまくっていたりします。

そうやって、なんとか『そこ』に座り続けているのです。本当に、『いる』だけが非常に頑張らなければできない事なのです。

定型発達の方は、そんな苦労もしないのでしょうか・・? わかりません。

打てば響く子でもあります。ユニークな学習方法を取り入れ「面白い!」と思わせることさえできれば、その教科や分野にのめりこみ、能力をグングン伸ばしていくのです。その姿は見ていて本当にオモロイし、人をワクワクさせます。
 特に輝くのは、何か好きなことをするときです。このとき、彼らはとんでもない集中力を発揮します。周囲の物音など耳に入りません。そして驚くべきものを作りあげるのです。
 そして集中すればするほど、頭の中に「もっといいアイデア」が浮かぶという特徴もあります。集中して何かをやっていると思ったら、片づけもせずに別のことをやっているのはそのせいです。人の話を最後まで聞けず、遮って話し始めるのも同じことです。相手の話に刺激を受けて、次々と話したいネタが浮かんでしまい、抑えきれないのです。

 そう、頭の中のひらめきが止まらないのです。

ですから、この特性を活かさない手はありません。

以前、ある大企業の社長と話をしたとき、彼はこんなことを言っていました。「会議で新しいアイデアを出せるのは、だいたい40~50人に1人くらいなんだよ」なるほど、と思いました。アイデアがひらめく人間というのは、実はあまり多くないと私も気づいていました。
 アイデアの種は誰でも1粒もっていて、一生に一度花が咲く……なんてものではありません。「これをこうしてああして、そうやってみて、あーそうか、ひらめいた!」っていう試行錯誤の癖がついている人間の中だけに生まれるもので、そういう人間はあらゆるところで、あらゆるテーマでひらめきを発揮するのです。
 そしてその「ひらめき担当」こそが、ADHDタイプの子の目指すべき場所の一つなのだと思います。

私も、アイディアが次々と沸いて出てきますので、『このひらめきをカタチにしよう』として、起業しているわけです。

このひらめきが止まらなくて、どんどん新規事業に参入していくわけですから、周囲の人が少し大変かも・・ということは薄々承知しています。

ですが、ひらめきが止まらないので、やっぱりこれからもそれを活かしながら生きていこうと思います。


というわけで、長くなってきましたので、今日はこのあたりで。それではまた別のnoteでお会いしましょう!


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鈴木優花@ADHD経営者
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