囲み撮影みたいな大イベント「近代麻雀水着祭2024」
駆け出しのアイドルさんからコスプレイヤーさん、本格女優さんを目指す卵まで色々な「表舞台」に立つ方がモデルとして参加する撮影会。ポートレートモデルも誰もが名乗れる時代で、スケジュールや場所、場合によってはレフやポーズ指定まで行ってくれて、誰でもポートレートが気軽に撮れる場所として、週末は多くの人でにぎわっています。
大手の撮影会にお邪魔することがほとんどな私が、この夏行きたかったのが「近代麻雀水着祭2024」!念願叶って一眼レフと共に参加してきました!
まず、出演モデルさんがすごい!通常の囲み撮影会は大手でも10~20人程度、大型連休等では30人程度で数百人を集める規模です。それが…出演モデルさん100人超…!それが。3組に分かれ、各1時間程度の撮影時間を少しずつずらす形で1部あたり2時間程度。終日で4部構成のイベントになっています。
撮影方式は大型のプールのプールサイドに等間隔でモデルさんがぐるっと配置されている囲み方式。逆光でいい感じの場所もあれば、真順光や日陰の立ち位置になってしまっているモデルさんもいます。上半身アップか、下から煽って撮らないと確実に背景に人が入るので、とても困りました。そんなん言ってる場合じゃないのか。どうやって撮ればいいんだ、と、撮れ高も重視してくれる撮影会と大きな差を感じました。
囲み撮影はポジションを決めて、目線もらえるまでに画角と露出と細かな背景処理をして、目線もらって撮り終わったら1回下がるのが基本です。30分程同じ立ち位置での撮影になるので、変化といったらポージングだけが頼りで、同じポジションに再挑戦する気になれず、同じモデルさんの撮影バリエーションを増やすのが難しかったですね。
ただ、人気のある方程、人だかりの中撮れるかなと疑心暗鬼でカメラを構えてフレーミングした瞬間、レンズ越しに目が合って恋に落とされます。誰がどこでカメラ構えているのかわかるんですよね。あぁ、プロだ~、ぞくぞくする~。そうなれば、こちらもいい写真撮りたいと思えるので結果いい写真になり、人気が上がるという素晴らしい循環があります。
参加費は1部10,000円、全日通しだと3万円強。他に1枚2,000円のツーショットチェキがあり、チェキの購入には長い列が出来てました。撮影タイム以外にもステージが設置されており、ファッションショーなども開催され、フェスにきている気持ちになりました。出演モデルさんののぼりもたくさん飾られており、イベント感がすごい!
私はというと、ありがたいことに「女性無料」だったので、ありがたく不平等の恩恵を受けておりました。この女性無料のおかげか、撮影イベントにしては約1割が女性という今までで一番女子率が高かったです。
「カメラ女子」なるものが流行っているはずなんだけどな…あの、望遠をバチバチに構えて、視線くれるのを待つ高揚感が伝わってほしいな…。
囲み撮影には囲み撮影の良さがあるので、色々な方に参加してほしい!
1部開始から初めてイベント特有の慣れなさで慌てながら撮影しつつ、2部の後半、午前中で退散しました。お天気も雨が降りそうな曇天から、秋のさわやかな青空になって、日頃の行いの良い人が近くにいるのを感じました。ありがたや。
イベントとして参加してよかった近代麻雀水着祭2024。撮影データの現像はまだまだこれからだけど、少しでもレンズ越しの恋が伝わる写真が撮れていますように。
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公式webサイト: https://kinma.jp