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オンライン英会話は1日25分にありて、1日25分にあらず

3年半以上、オンライン英会話を続けている筆者が、学習継続の邪魔をしてくるトラップをシェアするnoteです。第6回は、「1回25分のレッスン≠1回25分だけやればいい」ではない真意=予習復習についてお話します。



継続の重要性を語るnoteが3ヵ月以上も更新していなかった矛盾


前回から随分時間が空いてしまいました。「オンライン英会話は継続が大事、できない言い訳をするべからず」と主張している私が、仕事の忙しさを言い訳にnoteを放置していたのはブーメラン過ぎますが、前回から今回までに間に、大の仲良しがオンライン英会話を始めるという嬉しいことがありました。
友人の話を聞くうちに、見えてきたことも様々あるので、機会を見てその話題についても話したいと思います。
今日は友人からも一度尋ねられた、「予習復習」についてお話します。

「お話します」というからには、「予習復習って楽しいよ!おススメ!」というポジティブムードではなく「予習復習はしんどいですよ、それでもやることが重要ですよ」というエクスキューズモードであることを、察しの良い方は、すでにこれまでのパターンからお気づきかと思います。
そうです。オンライン英会話も予習復習はした方がよく、そして予習復習も毎日繰り返すのも決して楽ではない、というのが今回の本題です。

もはやモーニングルーティーンレベルの予習


オンライン英会話を始めて3ヶ月ほど経った頃から今まで、ディスカッション教材を使ってレッスンをしています。
私が使っているオンライン英会話教室は、日ごとに更新されるデイリー版と、週に3回更新されるウィークリー版のディスカッション教材2種類があります。それぞれ、ビジネスやエンタメ系、サイエンス系、タイムリーな時事ネタなどカテゴリに分類されていて、私はAP通信のニュースを元にしたデイリー版をメインに利用しています。

AP通信のニュースは長文もあるので、教材として公開されるときには、少しかいつまんだり端折られたりしますが、大意は変わりません。

教材の公開は当日の朝5時くらい(多分)。日付が変わった時点では更新されず、当日のレッスン枠最早の午前6時に先んじての更新かと思います。
起床したらスマホアプリから記事本文、ディスカッション内容(質問が4種類用意されています)をざっくり確認。朝飯前とはまさにこのことです。
レッスンは朝9時台に受けることが多いので、その30分くらい前にはPCで教材を開いて、記事を細かく読んで、質問にどう答えるか、ディスカッションの方向性のアタリをつけるようにしています。

本note発かもしれない裏技(ってほどではない)公開の巻


おおまかに予習の流れを説明しましたが、これで25分レッスンが問題なく受けられるかというと、かなりの割合で難しいと思います。絶対無理とは言わんけど…といういつものヤツです。

というのも、AP通信がベースということは、大体の教材が海外のニュースの話題です。聞いたこともない話題もざらにあるし、本文自体は理解できても話の全貌や裏側にある事情がニュースを読むだけでは、いまひとつ理解できないこともあります。当日朝までディスカッションするテーマが分からない状態で、レッスンに臨むのは不安になりませんか。私は不安です。

この不安を回避するために裏技(と言うほど大げさなものではないが)を駆使しています。
教材の更新は当日の朝と言いましたが、実は水曜日に、翌日木曜日から翌週水曜日までの教材のタイトルと音声データが公開されます。

何でそのタイミングで本文まで公開してくれないのかな…とは疑問に思っているのですが、スクール側にも事情があるのだろうから、問い合わせまではしていません。でもしたことある人もいそう。

なので、私は水曜日のお昼(大体12時くらいに更新されるのをジリジリと待ちます)に向こう1週間分の教材タイトルが更新されたタイミングで、タイトル一覧を眺めて、「これどんな内容のニュースなんだろう」と気になったら、タイトルでGoogle検索します。大体AP通信のタイトルが引っかかるので、あとは詳細をクリックして確認するだけです。

「ウーン」でレッスン25分を消費しないために


翌日木曜日に更新される教材も、前日に目を通すことができれば少しは安心です。翌週水曜日の教材にいたっては1週間も猶予がある。これは頼もしい。実際水曜時点で翌週水曜の教材まで予習するかと言えばしないのですが、それでも前日までには目を通しています。
今回もまた、チューターのレッスン枠を予約するのと同じくらいの必死ぶりですが、実際ここでも必死でやっています。だって、早めに教材の内容を知っておきたいし。

どうして教材の内容を把握するために必死になるかというと、理由は明快です。レッスンの25分を無駄にしないため、これに尽きます。準備をしておかないと、いざレッスンが始まったときに、そもそもニュースの内容が理解できていない、それに対する自分の意見が出てこない、つまりディスカッションが成立しなくなってしまうと、25分のうちのいくらかを無駄にしてしまうわけです。

質問に対して何の答えも浮かばなくて「ウーン」と言っている間に、どんどんレッスンの残り時間が減っていきます。意見は浮かぶのに、うまく表現できなくて「ウーン」は私もたびたびありますが、そもそも何も考え付かない「ウーン」は切ないものです。
レッスン中に話が脱線して、教材通りのディスカッションができなくなったならそれは結果オーライです。そういうことはしょっちゅうあります。
ただし、自分の準備不足で満足したレッスンにならなかったら、精神的にもガッカリだし、何より時間がもったいない。

であれば、多少億劫でも予習をしておけば、レッスン中は集中できるし、集中できれば上達もしやすくなります。上達すれば続けるのも楽しくなります。バカ真面目に長時間勉強に時間を割けということではなくて、予習をしておくことが、もっとも効率的な時間の使い方で、上達への一番の近道ですよ、という結論です。

レッスン25分に対して予習1時間って多いの少ないの妥当なの


そんなこんなしていると、実際予習にどれだけ時間がかかっているでしょうか。きっちり計ったことはありませんが、毎日30分から1時間弱かけているような気がします。
そう、オンライン英会話は1日25分、画面の前に座っていれば、ベルトコンベアーのように運ばれて英語が上達するマシンではないのです。25分レッスンを受けるために1時間(も、かけてない日ももちろんあります)かけて、教材の内容を理解して、質問に対する答えを考えてやっとレッスンを受けるスタートラインに立てると思うと、結局自分なりの試行錯誤がものを言う世界です。やはり語学学習に楽な道はありません。

では今日はこのへんで…と思ったら、あ!!「復習」の話をしていませんでした。これはまた別の機会に。

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