今になって売れている昔の本
問題です。
昨年になって急に売れ出した、昔のイギリスの小説です。何でしょう?
この問いを投げられて最初に思い浮かんだ1冊、まさにその1冊でした。
やっぱりそうですよね。
と私なら思いますが、どうして今、この本なのか、と疑問に思われる方もいるかもしれません。
そもそも内容を知らない方も、知っているけれど理解できない方も、情報の取り方を見直すといいかもしれません。
この本を読んでみるとわかると思いますが、はっきり言って、狂った内容です。自由が奪われ、すべてが監視され、管理されている。自由を求めれば最後は死が待っている、という世界です。
でも、これ、だんだん現実に迫ってきてるんですよね。恐ろしい世界ですが、ITの世界ではこういう管理が実際に現実にできてしまいます。
ディープフェイクってご存じでしょうか。
だれかの顔を持ってきて、その人があたかも本当にそこにいて、話しているかのような動画を作成できてしまう技術です。
もしディープフェイクで大統領のまねをする人が現れたら?
もし、オンラインでしか会っていない友人が実はディープフェイクだったら?
かなり怖い空想です。
でも、そういう技術が現実に存在しています。
リアルを大切にしましょう。
リアルな情報を大切にしましょう。
恐怖政治の本です。
関係ないですが、高校生のころ、私はこの作品の劇を見に行ったと思いました。
イギリスの劇団が日本に来て上演してくれていたんです。
残念ながら、当時の英語力かつ字幕がない舞台なので、かなりハードルが高く、十分に理解はできませんでしたが。
貴重な経験だったと、今では思います。