フランスで働く・Travailler en France
現在、南仏のホテルでレセプション、フロント勤務中。
フランスに22年住んでみて、就職活動したり職安、大学や職業訓練学校に行った経験から、フランスはかなりの学歴社会主義の国だと思います。
就職においては会社にコネクションやつてがある人は別ですが、それがない人は大学や職業訓練学校を出て好きな職種に挑戦するのが主流です。
日本ではその職業に学歴問う?一般教養あればできるのではと思う職種でも、求人広告にすでに経験者や、専門の学校を出ていることが条件と出ています。
フランスでは学校在学中にスタージュ、インターンシップでほぼ正社員と同じように働いて、そのまま正社員になるというのもよく聞きます。フランスでは即戦力を求められるので、理にかなっているかな。
私もフランスでは2回ともこのパターンです。
1回目はフランスの大学、観光学科在学中に観光局でインターンシップ4ヶ月間実施、卒業しその後就職。
2回目はホテルレセプション、フロント養成職業訓練学校在学中にインターンシップを3ヶ月ほどしたホテルで、そのまま就職。
職歴を辿ると日本にいた学生時代アルバイトは居酒屋とスーツアクター兼着ぐるみ劇団員、そしてバブルの頃4年弱楽しかったバスガイド、ワーキングホリデーで住んだオーストラリアで現地ガイド。
南フランスでは6年間観光局スッタフ、2年前からはイエール駅前ホテル勤務。
今振り返ると、社会人になってからはいつも観光業で働いています。
美しい自然、文化や歴史、芸術、季節ごとのイベント、土地ごとの郷土料理、美味しいレストラン、マルシェやフリーマケット、オペラ歌劇、映画などなど、自分が興味ある情報や経験を仕事のスキルとして活かせる、観光業がやっぱり好きです。
国は違っても好きな職種で働けているのは、本当に幸運だといつも心の中で思っています。
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写真はTOULONのオペラ歌劇場とクリスマスツリー。