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掃除と御神事

令和6年3月4日

昨年までは部屋の掃除を毎日行わず、できる時だけやっていたのですが、今年に入ってからはなんとか習慣化する事ができています。これを年末まで続けたら自分の心や人生にどんな変化が起きるのか、半ば実験するような感覚があります。

何故、毎日掃除ができていなかった私が掃除ができるようになったのかは、自宅で新たな仕事の準備をしているという物理的な状況変化も理由の一つではありますが、それよりも信仰を意識するようになったからということが大きいと思っています。

実は昨年末になんとなく、2024年の新年に近所の神社さんでご祈祷をして頂きたいと思いまして、実際に今年の年頭にご祈祷をして頂きました。その時にお札をお受けしましたので、自分の部屋にお祀りすることに致しました。

そこで色々と神棚について調べた所、「神棚を置いている部屋は清潔に保つ必要がある」と分かりまして、「それならば、自分の部屋を神社だと思って綺麗にした方がいいな」と思いまして、自室の掃除を毎日丁寧に行うようにしています。お寺の修行で掃除がありますが、神社も掃除が大切なのではないかと思ったんですね。

今までの掃除は、床をモップで掃くだけだったのですが、細かいところも布巾で乾拭きをしています。とにかく出来ることを続けていこうと継続している訳ですが、嫌々やっているわけではないので、お陰様で能動的に掃除をする事ができています。やはり、毎朝、自室を清浄に保つというのは、心がスッキリして気持ちが良いですね。

我が家では掃除機を使わないので(昔は掃除機を使用していたのですが、掃除機よりもモップとコロコロと布巾などを使った方が綺麗になることがわかったので掃除機を使わなくなりました)、モップを使用する時に腰を入れたり、しゃがむなど、関節を使う動きを意識的に取り入れています。

さらに、神様の日と言われる1日と15日の前日に、床と窓を水拭きと乾拭きをしています。

以前の私には考えられない事ですが、何とか二ヶ月以上続ける事ができてきます。それはやはり神棚を自室にお祀りしていることが大きいのではないかと感じています。神棚があることで、部屋を綺麗にする理由が出来るからです。また、掃除を終えた時に心がスッキリするのも続いている要因だと思います。

精神面の変化は、些細な「やるべき事」を面倒くさいと思わなくなりました。まだまだ課題はありますが、自分の中で面倒だと思う事がかなり減っています。そして、こちらに転居してから母との確執が続いていたのですが、今はなんとか円満に過ごすことができています。これは、毎日、祝詞を奏上していることも影響しているかも知れませんが、日々の掃除と祝詞の奏上は続けることによって自分自身の鍛錬になると思っているので今後も精進を重ねたいと存じます。

確かにきっかけは年始にご祈祷を受けた事ですが、その後に古神道の継承者の方々(山蔭神道の方や、秦氏の末裔の方)のお話をYouTubeを通じて拝聴する機会があり、神道の信仰は宗教ではなく元来の日本人の生活様式だと仰っておられましたので、未熟ながらもその方々からの教えから学んで実践しているところです。

日本人としてのアイデンティティを取り戻すことは、今の時代に必要な事だと感じています。

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