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治安が悪いと言われるパリで安全に過ごすために、到着してすぐの頃に気をつけたいこと
去年(2024年)の9月に、二週間ほどヨーロッパに行きました。
滞在したのは、パリ。
私にとっては学生時代に留学した街で、それから3度目となる訪問でした。
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円がずいぶんと弱くなってしまった昨今、海外に旅するのもなかなか勇気が入ります。
パリ行きも、コロナ禍もあったから2017年以来でとてもとても行きたいのに、航空券をポチッとするのにも結構な勇気が入りました。
治安も、相変わらず悪そうだしね…。
それでも、あの街は特別です。
歴史も、文化も、芸術も、あの都には詰まっている。
お金もかかるし、怖いし、色々どきどき。それでも快適に旅をするために工夫したことを、残しておこうと思います。
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到着してすぐが一番危ないから、最初の移動先へは安全な移動手段で
2017年にパリを訪れた際、留学までした慣れた街だったのにも関わらず、私は到着初日にメトロの駅でiPhoneを盗まれました。
パリ=iPhone盗まれる。
もはやデフォルトのような、セオリーのようなことをやらかしました。
私の大学生時代なんてスマホなんてなかったし、ギリギリケータイはあったけれど、海外で使える代物ではございません。
異国の地では、『地球の歩き方』と現地で購入した地図を持って歩くものだったんです。
スマホが生まれたおかげで、海外の旅は格段に楽になりました。ただし、スマホ自体がリスクにもなりました。
地図も航空券も、翻訳するにも、何かを調べるにも、そもそも旅程なんかもスマホにしかなったりしますから!ホテル名すら控えていない、なんてこともあり得てしまう。
海外でスマホを無くしたり壊したりすると、MA・JI・DE困る!!
旅の序盤でスマホを奪われるという経験をした私は、おかげさまで学びも得ました。
慣れない国への旅では、言葉や気候や風習に戸惑う到着直後が一番、気もそぞろになり無防備なのです。
それなので、空港からホテルまでは鉄道やバスは極力使いません。
最初の滞在地までダイレクトに運んでくれるタクシーを予約しておくか、Uber(もしくは各国にある配車サービス)を使って移動することにしています。
パリの場合でいうと、大きなスーツケースを持って機動力を欠いた状態で、シャルル・ド・ゴール空港からパリ市街のホテルまでを鉄道や地下鉄などで移動するのは、本当にお勧めできません。
鉄道はあまり治安の良い路線ではないですし、乗り換えた先のメトロも治安の良くない路線があったり、階段だらけだったりで隙が生まれやすいので。
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ぜひ、日本からあらかじめ車を手配しておく、空港の正規の乗り場からタクシーに乗る、Uberするなどの方法をー!
ちなみに、この時はタクシー乗り場からさっさとタクシーに乗りました。
最初の滞在先は、なるべくちゃんとしたホテルがおすすめ
まだまだ異国に慣れない時期が続きます。
空港から無事に市街地に移動するという関門はクリアしたとして、それは一体何時でしょうか?
私は、欧州に行くときには時差ボケしたくないので、日本を夜飛び立つ便で行くことが多いです。そうすると、直行便の場合、朝早くに欧州に到着します。飛行機でなるべく眠るようにしておけば、朝到着して一日を有効に使えます。
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その日はわりかし興奮状態で、夜まで起きていられますし、疲れてぐっすり眠れば時差ボケすることなく馴染める、というわけです。
私の場合はこんな感じなので、時差ボケ対策や一日を有効に使うという意味ではいいのですが、一つ問題があるんです。
それは、通常のチェックイン前に着いてしまうので、荷物が困る!ということ。
そのため、滞在費を抑えるためにサービスアパートメントやエアビを使うとしても、初日や二日目までくらいはわりとちゃんとしたホテルを取ることにしています。
「わりとちゃんとしたホテル」というのは、お出かけるするのにも便利な場所にある・それなりの価格帯のホテルということです。
こういうホテルにはスムーズに移動することができるし、変な時間に着いてもお部屋が準備できていれば、あわよくばチェックインさせてもらってお部屋で休憩できたりするし、そうでなくとも絶対に荷物は預かってくれます。
すっぴんで飛行機に乗っていると思うので、メイクしたいとしても清潔で安全なトイレが使えます。空港だと、スーツケースを開ける場所がなかったり、トイレでメイクするには抵抗がある場合もあるので…。
その点、しっかりしたホテルなら安全面も衛生面も心配ありません。英語ももちろん通じます。最近のパリは、どこでも英語が通じるようになっていてびっくりなのですが!
しかし、近頃はレートの関係でホテルが高いですよね…。
私の対策としては、マリオット系列のクレジットカードをつくり、海外の旅では特に積極的に貯めたポイントで宿泊するようにしています。
今のようにレートが悪いときこそ、ポイント宿泊は効果を発揮してくれます。
今回も、着いてからの二泊と、帰る前日の一泊はマリオット系列のホテルにポイントで予約を入れました。
最初の二泊は、Courtyard Paris Gare de Lyon(コートヤード・パリ・ガール・ド・リヨン)を選びました。主要駅の一つであるリヨン駅の近くで、いろんな路線が通っているし、ノートルダム大聖堂やマレ地区などはすぐです。
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チェックインこそできませんでしたが、手続きは先にしておけたし、荷物も預かってお部屋に入れてくれました。清潔なトイレも使えて、ほっと一安心。
お部屋からは、リヨン駅の見事な時計塔を臨めて、大好きな景色になりました。
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ちなみに、帰りはお昼頃出発の便で帰国だったので、空港へは午前中のうちに行かなければなりませんでした。
パリ市街から空港への移動は小一時間はかかるので、それなら空港に近いところに…と探してみたら、まさにマリオット系列のホテルがシャルル・ド・ゴール空港内にありました。
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Sheraton Paris Charles de Gaulle Airport Hotel(シェラトン・パリ・シャルル・ド・ゴール・エアポート)はターミナル2Cにあり、ギリギリまで、のんびり朝ごはんを食べてから出発できました。
ここでの朝ごはんがフランス最後の朝食となりましたが、種類も豊富で美味しかったです!
ちなみに、クラブラウンジもあるのでステイタスを持っているかクラブアクセス付きの宿泊にするかすれば、フリードリンクを楽しみながらゆっくりしたりお仕事したりできます。
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実は、この時のパリはオリンピック直後ということでものすごく治安が良く、びっくりするほどでした。
でも、きっとまた悪化することも考えられるので…。こんな方法ももし、参考になれば嬉しいです。
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Yuka Shibayama
会社を経営したり、書いたり、秘書をしたりしているワーママです。
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![柴山 由香](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173526490/profile_6dbd461167046a211120b625485099b0.jpg?width=600&crop=1:1,smart)