パリから日帰りでロンドンへ！高速鉄道ユーロスターの旅が楽しすぎた
去年、2024年の秋に、オリンピックが終わったばかりのパリに二週間ほど滞在しました。
暑くも寒くもない気候と、オリンピック直後のせいか落ち着いた治安で、とっても良い旅になりました。
基本はパリに拠点をおき、ちょこっとだけ英国とスイスに足を伸ばしました。どちらも鉄道の旅でしたが、特に楽しかったのがユーロスターを使ってロンドン日帰りの旅。
パリからロンドンへは、高速鉄道ユーロスターを使えば2時間半弱で行けちゃうんです！
日帰り、できちゃいます。
旅の間、ロンドンやジュネーヴへの鉄道旅を計画していたので、日本から「ユーレイルパス」を購入して行きました。ネットで簡単に買えます。
有効期間が色々選べて、1st classか2nd classかも選べます。
私は、落ち着いて旅したいし、移動中仕事もしたいので1st classを購入。
ユーレイルパスを持っていればそのまま乗れる列車、予約がいる列車、差額がいる列車などいろいろなパターンがあるので、事前に調べる必要があります。
パリーロンドン間のユーロスターは、ユーレイルパスホルダーも事前予約が必須で、指定席料金のみ発生します。
日帰りで時間が限られているので、できるだけ長くロンドンにいられるよう朝6時台にパリを出て、23時過ぎに戻ってくる列車を予約することに。
パリとロンドンには1時間時差があるので、ちょっと時間の感覚が狂うので注意です。
パリ北駅から出発するユーロスター。
パリ北駅は、ちょっと治安が悪いことで知られています。早朝、深夜の利用になるので少し緊張感がありました。
でも、行き帰りともメトロで問題なく滞在している宿の最寄り駅まで移動できました。
鉄道でフランスー英国間を渡るのは初体験。
パリ北駅側で、出国・入国の手続きを両方すると、私はこの時初めて知りました！
パスポート片手に、まずはフランスを出国。するとすぐに英国側の窓口があって、入国手続きを。
新鮮でしたが、あっという間！
ユーロスターの予約は、ユーレイルパスを購入した上で、ネットで行いました。ユーロスターのサイトはわかりやすく、予約も簡単。
この後、パリからジュネーヴへの高速鉄道 TGV Lyliaの予約が大変すぎて日本からうまくできなかったことを思うと、ユーロスター万歳です！
英国以外にもベルギー、オランダ、ドイツなどにも路線が通っているのでまたユーロスターで旅したいなと思っています。
1st classの中でも、「スタンダードプレミア」というクラスを予約すると「座席にて、時間帯に合わせた食事とドリンクを提供」という記載を発見し、差額も大したことがなかったので選んでみました。
これが、私的には大正解！
6時台の出発ということで、朝食もままならなかったので、出てきた食事に感動でした。
乗り込んでしばらくすると、ワゴンで食事とドリンクを運んできてくれました。
水も、オレンジジュースもあるし、パンにフルーツ、ヨーグルトまであってしっかり朝食です。ちゃんと、美味しかった！
列車にはWi-Fiも通っていて、電源もあり、2時間半弱の旅の間、しっかりお仕事できました。「スタンダードプレミア」クラスはビジネスパーソンが多く、そんな人ばかりでした。
揺れも気にならず、快適でした。
強いて言えば、日本の列車みたいに窓が綺麗ではないので、それほど景色が楽しめないことかな…。
とはいえ、車窓の景色が都会から田舎へ、そして海底トンネルへと変化するのは面白かったです。
あっという間にロンドン到着。もう入国審査は終えているので、着いたらスムーズにホームから出られます。
帰りは20時くらいにロンドンを出発する予定でしたが、到着列車の遅れのせいとかで、出発が遅れました。
そんなトラブルもあって、疲れ切ってお腹も空いていましたが、私たちには機内食がある…！
ロンドンでも色々食べたくせに、機内食もしっかりいただきました。
いちいち、パンやらバターやらが美味しいんですよね。
待ち疲れていたけど、このお食事によってかなり元気になりました。
しかも、夜の便で夕食時間帯だったので、飲み物にワインまであったんですー！
小さなプラスチックボトルで、しっかり赤・白・ロゼと用意されていて、優しいスタッフさんが全種類くれました（笑）
トラブルもありつつも、日付が変わる前にパリに到着。
メトロは終電近い時間で、ちょっと怖いかなと思いましたが、気を引き締めて乗り、無事に帰り着くことができました。
国から国への移動が気軽にできるのがヨーロッパの楽しいところ。
LCCも飛んでいますが、鉄道の旅もやっぱりいいですね！
サイトも使いやすいユーロスター、ベルギー、オランダ、ドイツなんかにも、いつか鉄道の旅をしようと思います。
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Yuka Shibayama
会社を経営したり、書いたり、秘書をしたりしているワーママです。
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