【育児記録】1歳1ヶ月、牛乳アレルギー発症!発症経緯と検査。
先日、息子が牛乳アレルギーだとわかりました。
息子は1歳2ヶ月で、今まで牛乳を使った離乳食も食べていたのですが、牛乳をそのまま飲ませたところ蕁麻疹が出ました。
今回は、息子の発症経緯、牛乳アレルギー、アレルギー検査について記載します。
息子が牛乳アレルギーだとわかるまで
生後7ヶ月
離乳食として乳製品を使うことができます。
息子は完母で育てていたので、乳児用ミルクを加えたり、プレーンヨーグルトから始めました。
息子はヨーグルトが大好きでほぼ毎日食べていました。
乳児用ミルクも問題ありませんでした。
生後11ヶ月
チーズは、9ヶ月から食べられますが、この頃やっと食べさせました。
ご飯やおかずにかけたり、スライスチーズをそのまま渡したりしていました。
塩分が多いので量は気にしていましたが、息子は好きそうでした。
1歳
無塩バターは、9ヶ月から食べられますが、積極的に食べさせるのは1歳7ヶ月の幼児食からと言われています。
フレンチトーストやおやきを焼くときに使いました。
積極的に油脂をあげなくてもいいと思いましたが、美味しそうでした。
1歳1ヶ月
牛乳は、9ヶ月から食べられます。
飲み物としては1歳からなので、息子はこのタイミングで始めました。
フレンチトーストや卵焼きにして手掴み食べさせました。
そろそろ牛乳をそのまま飲み物としてあげようと思い、今までアレルギーがなかったので60mlをレンジで温め冷ましてからカップであげました。
美味しかったようで、もっと欲しいと泣かれました。
しかし、5分後には口周りに蕁麻疹ができました。
カルシウム、大事だよね!と思い私が焦りすぎてしまったのかも。
牛乳アレルギーの特徴
牛乳は、卵に次いで乳幼児が発症しやすいアレルギーです。
主な原因はカゼインというタンパク質です。
耐熱性があるため、沸騰させてから冷ましてもアレルギーを発症します。
息子のように、牛乳をそのまま飲んだときだけ反応する子もいるようです。
摂取したアレルゲンの量で発症することが多く、濃度も影響します。
例えば、同じ牛乳を原材料としていても、アレルゲンの濃度がバターは低い、チーズは高いなど加工により異なります。
牛乳アレルギーの注意
息子は今のところ加工品は問題ありません。
ただ、加工品の原材料は、様々な書き方があります。
加工品の原材料表記
ミルク
バター
チーズ
調製粉乳
乳たんぱく
加糖れん乳
ホエイ
カゼイン
クリーム
牛乳を表す表記が様々あります。
アレルギーがあるお子さんに加工品を渡すときは、見落とす可能性があるので注意が必要です。
加工品の中で注意が必要なもの
ホワイトソース、シチュー、グラタン
アイスクリーム、プリン
乳酸菌飲料
その他、表示をよく確認すべき加工品もありますが、上記は多くの場合牛乳成分を含むため注意が必要です。
食物アレルギー診断の流れ
牛乳アレルギーの有無
食べられる範囲
上記は、専門病院で確定します。
食べた時の状況を診察で伝えられるように記録して、かかりつけの小児科を受診します。
後述しますが、アレルギーが酷く食物経口負荷試験をしたい場合は、かかりつけ医の判断でアレルギー専門病院に紹介状を書いてもらい、専門病院で検査します。
検査方法
皮膚プリックテスト
血液検査
検査は大きく分けて2つあり、血液検査でクラス分けをします。
クラス1〜6になったら、食物除去試験、食物経口負荷試験と進みます。
食物経口負荷試験で少しずつ食べて、アレルゲンを特定し、食物除去を始めます。
食物経口負荷試験実施施設は、食物アレルギー研究会のホームページから検索することができます。
解除までの流れ
食物アレルギーが確定したら、食物除去を始めます。
定期検診と自宅での摂取を繰り返し、食べられる量を決め、量や頻度を気にせず食べられるように目標量までもっていきます。
目標量まで達成したら、食べられるようになり解除となります。
カルシウム摂取について
牛乳は多くのカルシウムを含むので、牛乳アレルギーの場合、他の食品で補う必要があります。
しらす
ひじき
大豆製品
小松菜
豆乳
上記の食品でカルシウムを摂取することができます。
また、ミルク粥には豆乳やアレルギー用ミルク、バターにはオリーブオイルやココナッツ油を使うことにより代用可能です。
離乳食を進めていくうちに発症するアレルギーには、苦労しますよね。
我が家も息子はアレルギーはないと油断した時に発覚しました。
※追記:1歳半に少量から再度チャレンジしてみたら、アレルギー症状はありませんでした。
1歳から推奨とはいえ焦って与える必要はなかったなと思います。
多くのお子さんが安心して食事が取れるようになりますように。
読んでいただき、ありがとうございました。