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ポケモンと行動経済学
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わりと行動経済学で、説明できる事に気付く
希少性の原理
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人には、なかなか手に入らないものに価値を感じてしまう「希少性の原理」というものがある
(引用 p73)
4,000,の1という希少性。私はこの虜だ。レアな色違いを沢山捕獲して、所有する努力。見えない努力…これが蓄積されているのを、目視化できるので好き。
サンクコスト効果
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サンクコスト効果は、取り戻せないとわかっているお金、労力、時間をムダにしたくないという思いから、このまま損をするとわかっていても、あとに引けなくなり、誤った判断選択をしてしまうこと(引用 p80)
485体も、色違いポケモンを捕まえるために。
犠牲にしたこと…それは「平日の夜 夫と談笑する時間」である。そもそも仕事帰宅が遅く、話す時間がないことも要因ではあるが。
「500体近く捕獲して、より色違いを集めたい」
今までの色違い捕獲の労力、時間をムダにしたくない一心から。夫と話すことを放棄した。これは温かな家庭を築くという点において、誤った判断選択といえる。
保有効果
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9時間もゲームするのも、大変なのよ
保有効果とは何かが自分のものになったときに、手に入れる前よりも高い価値を感じてしまう心理的な傾向のこと(引用 p85)
私は色違いポケモン交換が苦手だ。
苦労して捕獲した、色違いポケモン。誰かにあげるなんて滅多にしない。長期的にみて「この方は物凄いポケモンオタクだから。ポケモンというニッチな情報を共有する上で…大切な存在」と相手を信用してからでないと、色違いポケモン交換ができない。
価値が高いと感じるからこそ、安安と手放せない病に陥っている。
確証バイアス
確証バイアスとは、自分にとって都合のよい情報ばかり集め、自分の考えを否定する情報や都合の悪い情報を無視したり、目を背けてしまう傾向のこと(引用 p69)
Xで「こんな色違い今日はゲットしました〰」という見ず知らずの方の投稿を見て。
「色違いになると、こんな色になるんだ」と自分に都合のよい情報を集める。
大人になって、ゲームしか趣味ないの?Switchなどゲームのしすぎで、親指の平が平べったいのヤバすぎる。子どもには1日1時間とか、偉そうに言ってるくせに寝静まった後に…自分はゲーム2時間ぐらいしてズルい。
こういった、自分を否定したり都合の悪い情報を無視して私は生きている。自分に都合のよい情報をまわりに配置して、幸せという砂の城をせっせと築く
損失回避性
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損失回避性とは、人は得をした喜びよりも損をした悲しみのほうが大きい(引用 p55)
毎日 色違い厳選をしていると「1週間前に捕獲した色違いポケモンは?」と聞かれて答えられない
いちいち覚えていない。しかし3DS 2台、Switch1台の3台操作で粘っていた色違いポケモンはなにか?と聞かれると答えられる
なぜなら「3台操作も同時操作で。頑張ったのに まだ捕獲できてない!色違いラティアス!!!」
ゲーム機械を、複数操作したにも関わらず。まだ捕獲が出来ていないという悲しみが、大きすぎるがゆえ物凄く記憶に残る。
「色違い捕獲できた!やったー!」
この喜びなんて、一瞬になってしまった。
一瞬でいなくなる。しかし「あ、日付が夜の0時をまわったから。色違いポケモンが次の日のポケモンになっちゃった。いま粘っていた大量発生…消えちゃった…」という恨みは、ずっと覚えている
まとめ
行動経済学っていう難しいタイトルでも。
子供向けに書かれた本だと、物凄く分かりやすく楽しく学べた。自分のウィークポイントは何で…その弱点とどう向き合い 日々の生活で改善したりよりよく過すヒントが欲しい方は是非読んで欲しい1冊だ。