愛されていないと恋愛で悩む女性が少し元気になるお話
このnoteを昔から読んでいただいている方はご存じの通り、私の恋愛遍歴はそれだけで1冊本が書けるくらい、ユニークな登場人物が多いです。そんな私ですが、腐れ縁との辛い恋愛を終えるきっかけをくれたジムで出会った彼が急に亡くなってしまい、そこから2年恋愛感情を持てる人に出会えず、そもそも恋愛をしたいという気持ちも起きず時が経ちました。
最近になり、仲の良い友人が彼女の友達を紹介してくれ、彼女が薦めるなら!と会ってみることになりました。まだまだお互いを知っていく段階なのですが、私のバックグラウンドやペースを尊重してくれていて、バウンダリーを超えてこない(ここにいると心の境界線も距離感も凄い勢いで跨いで来て、不快に感じさせる異性がめちゃくちゃ多い 笑)感じが好印象に思えています。
なーんて思っていたある日、カフェでお話をして別れて2時間後くらいに、その彼から電話がありました。
「今、お姉ちゃんから電話があって、昨日事故したって聞いたから、心配だからこれから会いに行ってくるよ!でも病院にも行く必要がなくて、大したことないらしい、、、だから後で連絡するからね。引き続きよい1日を~!」
こんな内容の電話でした。
約3分の会話の中で、私は4回くらい心の中で「お金せびられるのかな?」って思っていて、電話を切った後めちゃくちゃ自己嫌悪に陥りました。(なんならちょっと泣いた)
アフリカ(ウガンダとタンザニア)で出会った歴代彼氏(元夫含む)は、家族ぐるみで自分の奥さんを義理の妹と紹介してきたり、財布からお金盗られまくったり、お義母さんに紹介されその翌日くらいにそのお義母さんにお金せびられたり と「そりゃあトラウマになりますよね!」っているレベルの経験ばかりしています。
その過去の出来事を考慮しても、少しでも疑った自分が嫌になりました。
私ってまだ自分の価値をそうやって軽んじて、リスペクトしていないんだなーと思いました。周りよりお金を持ってるから、日本人だから、そんな条件付きでしか愛されないって、心のどこかで思っている自分が嫌でした。そして、きちんと向き合ってくれている彼に対して本当に申し訳ない気持ちになりました。
めちゃくちゃモヤモヤして、亡くなった彼のことが何故か思い出され、何か伝えようとしているのかなとぼんやりと思っていました。
そんな状態でしたが、ジムに行って、雄叫びをあげながらスクワットしていました 笑。そうしたら、色々な出来事が思いだされて、言葉も下りてきて、自分でしっかり消化できて、2時間のワークアウト後すっきりしていました。なので、その気付きをシェアしたいと思います。
「今自分の心の中にある偏見は、全て自分の過去に起こった出来事から生まれている。」そんなことを思いながら、過去の出来事を振り返りました。
まず、元夫と一緒になった時のことを思い出しました。
母が最近教えてくれたのですが、結婚前の私は「私、一緒に居て時間を過ごしてくれたら、稼ぎが少なくても、なんなら稼いでなくても大丈夫!私がその分稼ぐから!!!」って豪語していたらしいです。
今そんなこと言っている自分が目の前にいたら、本気で言ってるの?とぶん殴りたいところですが、、、当時は本気でそんなことを言ってたらしいです。そういう風に思って生活していたから、元夫はどんどんそんな人間になっていきました。
結婚とほぼ同時に、なぜか転職先が決定していないのに仕事を辞めて無職。転職にも失敗して、次の仕事も選ぶので決まらず、ほぼ1日中家事もせずYouTubeを見続けるようになり、当時の私の希望通りに常に家にいて、私の稼ぐお金で生活するのが当たり前になっていました。
大学時代、ワーホリで日本に来ていたフランス人の年上男性と付き合っていましたが、その時も結局彼の愛を信じられず「若いから愛しているんだろ!」「日本人だから愛してるんでしょ!」「身体目当てなんだろ!」って喧嘩するたびに言っていました。(酷い)そんな暴言にも耐え、フランスまでの航空券とかプレゼントしてくれる本当に素敵な方でしたが、結局私が信じきれずに別れてしまっていました。
このことを思いだして、お金とか日本人だからとかじゃなくて、私って無条件に愛されるって昔から思えてないと気付きました。
常に「こいつは、身体目当てだ!私が若いからだ!日本国籍が欲しいに違いない!お金が欲しいんだろ!」とレッテルを貼って、付き合う男性達を見てきてしまっていました。
でも、お付き合いして早々に、そんなレッテルを貼られた状態で恋愛をしても、上手くいくはずがないし、相手を不快な気分にさせるだけです。「恋愛は2人でしていくもの」という事実を忘れて、完全に可哀想な被害者ぶっていました。もちろん、お互いがどんなトラウマを抱えて生きているのかを知るのは大切ですが、自分が過去の出来事から持った偏見は、自分で処理しないといけないものです。そんな過去のお付き合い(もしくは幼少期の家庭環境)でもらった色眼鏡で、今目の前にいるパートナーを見るのは失礼だし、それで上手くいく訳がありません。そんな大きな気付きでした。
私たちは、私たちというその存在でいるだけで、本当は愛されています。
でも偏見で曇った眼鏡をかけていると、その愛に気付くことができません。そして、偏った目でパートナーを見続けることで、それを現実に引き寄せます。そして失敗から学ばない限り、別のパートナーと付き合ったとしても、同じ状況を引き寄せ続けるのです。
お互いに、「こんな経験をして、こんなトラウマがあって偏見もある。でも真っ新な心であなたと向き合って、愛していくからよろしくね!」っていうスタンスで恋愛をしていけたらいいなと思います。
今回の出来事と気付きで、また軽くなって良い恋愛ができそうです!
これからも元々自己肯定感が低く、破茶滅茶な恋愛をしてきたからこそ生まれた気付きをシェアしていきたいと思っています。あなたの中に小さな気付きを与えられたら嬉しいです♡