懐かしくて胸が熱くなる好きなもの
先日、甲子園が終わった。
野球にまったく詳しくない私でも、心を打たれた。
最近の気分の落ち込みや体調の心配など、そんなものすっかり忘れてしまうぐらい胸が熱くなった。
こういう気持ち、この気持ちがあれば楽しく生きていけるんじゃないかと考えたとき、思った。
「昔、好きだったものってなんだったけ?」
「子供の頃や学生時代、損得無しにわくわくしたもの・・・」
思い返せば私は昔から歴史が好きな子どもだった。
ディズニーランドよりも京都の神社やお寺に想いを寄せ、気がつけば弓道や茶道まで習っていた。
その中でも特に好きだったのが、「幕末」である。
新撰組に夢中になり、幕末関連のマンガや本、ドラマを見たり。。。
私にとって「るろうに剣心」は愛読書であり、初めて全巻集めたマンガであった。
また、私の家庭は大河ドラマを見る家庭であり、幼い頃から大河ドラマを見ることが普通であった。今まで様々な大河ドラマを見てきた中で特に面白かったのが「龍馬伝」である。幕末好きな私にとってはたまらなく、毎週ワクワクした。
そんな私の青春、胸を熱くしたものたちを懐かしく思い、再度胸が高鳴り始めた。
あの頃の「龍馬伝」が恋しくなり、胸が熱くなった当時を思い出すべく、再び第一話から見始めた。
当時とはまた違った気持ちで、大人になった私にとってはより楽しめる内容になっていた気がした。
幼かった私は日本文化や海外に興味があり、大人になって新しく興味が出てくるものもたくさん出てきた。しかし、どんなに興味があるものが増えて来たにしても、昔好きだったものは何回も夢中になる時期が来るのでやっぱりずっと好きなんだろうなーと思った。
最近、胸が熱くなるような楽しさを見出せなかったけど、好きだったものを思い出したらそのことを考えているだけでワクワクするものだ。
またしばらく頭の中は幕末になることだろう。
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