何かを学ぶとき損得勘定を飼いならすと三日坊主を回避できると実感した話。
外出自粛が叫ばれる直前ぐらいの頃…たまたま行った楽器博物館で「せっかくだから何か楽器が出来るようになったらいいな」と10穴ハーモニカ(穴が10個ある、ブルースハープとも呼ばれるハーモニカ)を始めまして、ついに練習50日目に到達しました。
そもそもの目的が運動不足の解消でハーモニカをすごくやりたいわけではなかったので、「毎日楽しく続ける」ことを第一に、なるべく欲張らず楽しむことを意識していました。また、サボらないように人前で記録をつけることにしました。せっかくなので日数を数えつつ進捗をツイートしていたら、結果的に振り返りにもなっていたし、新しく何かを学ぶ際のモチベーションの持っていきかたとか、色んな発見があったように思います。
50日経て思うのが、学びに対して損得勘定を持ち込むと、結果的には損をするということ。遊び感覚でやると継続が苦にならないので、頑張らなくても上達欲が増してくるし、実際にそのように試行錯誤します。
10穴ハーモニカは一つの型番でも様々なキーの商品が売られていまして、拭きたい曲のキーに合わせて使い分けるものだそうです。
セオリー通りに買うなら「初心者はまずC調」ですが、当時は店員さんの説明のほとんどが理解できないくらい無知だったので、A調しか在庫がないけど他と比べて抜群に華やかなSUZUKIのOLIVEをジャケ買いしました。
今思えば、「楽しさ」が第一の目的だったので、今思えば一貫性がある選択をしていました。
理論的な物に手を出したのは、三日坊主の心配がなくなってから。無理せずとも、「楽しいけどちゃんと上手くなったほうがいいだろうな」と思い始めてからです。こんな調子でも、昨日と今日の違いは見えづらくても、1ヶ月前とは確実に進歩していたことも感じられたのでした。(また、記録してることが振り返りに繋がってると気付きだしたのもこの頃です)
なんやかんやでこの10日後(41日目)には、中級者になるべくベンド奏法というテクニックに挑戦してみよう…なんて言いだし、翌日から今日に至るまでベンドの練習をしています。
次は100日後の区切りに振り返ってみようと思いますが、その頃にはどのくらいの練度になっているでしょうか…。まだまだ練習は続く。
※ちなみに、ベンド奏法についてはこの動画が一番易しめ。ベンド以外も、この方(ハーモニカ紳士)の動画は分かりやすくて良いです。